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「普通の学校化計画」について
(2001/07/20/Fri)(12:38:19)
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[943] 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり 投稿日:2001/07/20(Fri) 12:38:19  
piero_purple.gif (1068 バイト) 初めてお便りをします。
「普通の学校化計画」(?)に(恐らく)賛成する立場の保護者として、皆さんの知らないところで発言・行動するだけでは、若い方々に対する大人としての仁義を欠くという気がしていました。
そこで、管理者の許可の下、少し発言します(気に入らなければ、直ぐ止めます)

@東葛飾高校の保護者としては、「継承する会」会員(私も含めて、現在56名)が多数派と思われます。
しかし、「上の子は間違ったが、下の子供は別な学校に入れる(入れたい)」と呟いた保護者を、私は私の狭い付き合いで4名知っています。
地域でも、「東葛飾を避けて船橋に入れた」と言った人を1名知っています。
これらは、上の子を東葛飾に入れた後会った方々ですが、その後、私も下の子は船橋を受けさせるべく準備中です。
さて、高校に特徴があるのは必ずしも悪いことではありませんが、公立の高校として、納税者が「『普通の学校』ではない」として、学区トップ校をわざわざ避ける事例が多く出ている(つまり、サイレントマジョリテイ)、というのは異常ではないでしょうか。
県教委も学校もそこを気にしている、と私は思います。組合系教員と「継承する会」保護者は、そこを忘れて一線を越えてしまったと私は思います。

A継承する対象である『改革の炎はきえず』(高文研、74年刊)については、「受験体制打破の・・・具体的プログラム」(P.73)ということですが、これは、「(基礎)学力向上」という「普通の学校」の課題設定に反します。
「継承する会」会員は、そこを、「受験勉強と本当の勉強は異なる」というような言い方で補足するのですが、東北大も東大も京大も、「受験勉強」を経た研究者として、論文引用数で世界トップ級になっている訳です(7月18日朝日1面)
結局、本当に優秀な子供は影響を受けないのでしょうが、2番手・3番手の子供は、「受験体制打破の・・・具体的プログラム」の影響で価値を混乱させ、浪人をしたり、余り勉強をしなくなるというのが実情でしょう。
これは、大方の納税者・保護者の希望に反します。

B「受験勉強と本当の勉強は異なる」という思想は、実は、「本当の勉強」をも損なう場合があります。
異動したk教諭の日本史学年末考査問題を頂きましたが、自由民権運動・国家神道・日朝関係・教育問題(・女性問題)というテーマの中から選択して論述する問題でした。
経済史・政治史・思想史・文化史・民俗史等と並べて頂ければ分かりますが、k教諭の問題は政治的争いがあるテーマの政治的表層に偏っており、今直ぐの政治的判断を迫るものです。
つまり、生徒の一生を通して、歴史の全体像の中でそれぞれのテーマを考えて貰うというような姿勢ではないのです。
こうした短兵急の政治的姿勢は、年間指導計画を学校に提出しない、つまり、指導要領を離れて授業を「自主管理」している弊害です。
これも、大方の納税者・保護者の希望に反します。

以上、取り敢えず3点申し上げました。


haro.gif (1092 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:STR - 2001/07/20(Fri) 14:13:05 HomePage
東葛飾高校の卒業生です。

「継承する会」の会員の方々の考え方も偏ってると思いますが、あなたの意見も偏見ばかりじゃないでしょうか?

「普通の学校」とはどんなことを指すのですか?

あなたの意見には「納税者・保護者の希望」とありますが、生徒たちの意見や希望はどうなるんでしょうか?

受ける前にどういう学校かを調べなかったのですか?

あなたの子供が「東葛に行きたい」と言ったのでしょうか?
それともあなたが「東葛を受けなさい」と言ったのでしょうか?
それで話はずいぶんと変わるはずです。

確かに最近の東葛は自分勝手な生徒が増え、年々ひどくなってると思います。
しかし、それはどの学校も同じではないのでしょうか?
今現在の地域社会、親の教育、本人のモラルが悪くなってるからではないでしょうか?
高校生にもなって「先生はそんな注意はしなかった」で済まされるはずは無いでしょう。
また、「先生はそれをやれなんて言わなかった」じゃ成長はしないでしょう。
それに最初から何もかもほったらかして生徒任せでは無いです。
結局、生徒が見た目の甘さに甘えて、やろうとしなかっただけなんですよ。

luc.gif (1427 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:アスタロト - 2001/07/20(Fri) 16:54:44 HomePage
同じく卒業生です。

> 高校に特徴があるのは必ずしも悪いことではありませんが、公立の高校として、
> 納税者が「『普通の学校』ではない」として、学区トップ校をわざわざ避ける事例が
> 多く出ている(つまり、サイレントマジョリテイ)、というのは異常ではないでしょうか。


「学区トップ校」って何ですか?

千葉県が、「東葛飾高校を柏周辺のトップ校にしよう」と決めたわけではないでしょう。
普通じゃない東葛が、「トップ校」になっているだけではないですか?

こういう「普通じゃない校風」を含めて、東葛なんじゃないでしょうか?
それでも東葛が「学区トップ校」であり続けるのならば、その「普通じゃなさ」も東葛が「トップ校」であることに一役買っているんじゃないでしょうか?

別に、東葛が特別な受験指導をしているわけでないことはご存知でしょうし、大方の納税者・保護者の希望に合わせて、いい大学に入れたければ、東葛である必要は全くないわけです。


思うに、東葛が「トップ校」なのは、その「普通でない」と言う部分が大きいんじゃないかと思います。
私は今まで、東葛出身者ほど「高校時代はよかった」と言っている人たちを知りません。
同期も、先輩も、後輩も、たいていの人は母校・東葛が好きな人ばかりでした。
ほかの高校ではこうはいかないことが多いです。
兄弟で東葛に通うケースが多いのも、兄・姉が東葛の良さを弟・妹に伝えていたからではないでしょうか。
普通の高校では、そうはいかないでしょう。


自分の子供が、「あの高校は良かった」と心から思える高校に行く方がいいのか、「普通だった」と思う高校に行く方がいいのか。


確かに、偏った教育と言う部分はあるかも知れません。
しかし、そんなものは結局人次第です。受験勉強する人はするし、しないひとはしません。
偏った教育をそのまま受け入れる人もいれば、聞き流す人もいます。


>受ける前にどういう学校かを調べなかったのですか?

結局、これだけなんですよね。
「偏差値が高いから」「進学実績がいいから」

もしも、これだけで高校を選んだのだとしたら、救いようはないです。

その短絡な選択による「失敗」を「学校を変える」ことで挽回しようとするとするならば、それこそエゴではないでしょうか。

mad-scientist.gif (1144 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ベーキン - 2001/07/20(Fri) 20:09:16
さらに同じく卒業生です。

4年ほど前でしたか、保護者の方々を前に「卒業生が語る大学選び」みたいなパネルディスカッションが「改革継承会」主催で行われ、私もパネラーとして参加したのですが、そのときに感じた率直な感想は、「(少なくとも保護者は)普通の進学校化を望んでいるようだなあ」でした。
やはり時の流れに比例してその流れも加速しているようです(もっとも、この投稿1つをとって一事が万事そうであるとは考えたくないですが)。

投稿された方の真意は他人である私にはよくわかりませんが、ひとつ確実に言えることとしては、「高校は義務教育ではありませんよ」。
公立小中学校のように学区で区切られ、就学する学校を選べないシチュエーションであればともかく、高校や大学を選んだ以上、その決定について自己責任を持つべきでしょう。
「聞いてなかった」「想像と違った」というのは自分のリサーチ不足を図らずも自ら明らかにしているようなものです。

納税者の意識が・・・とおっしゃっているようですが、公的なもの(学校教育にしろ、一般的行政サービスにしろ)について希望が通らないとタックスペイヤーの立場を押し出すのはずるいですね。
確かにタックスペイヤーであることも確かですが、行政(地方行政)は「納税者」である有権者が選んだ首長および地方議会議員の統制下に置かれているわけですからね。

署名活動でもして請願でもしてみてはいかがですか? >保護者のひとり 様
教職員も県職員ですから、県の有権者のうち50分の1以上署名を集めて県知事に提出すれば罷免についての直接請求ができますからね。

以上。

piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/20(Fri) 21:09:43
追記
少々補足します。

親記事のAからは、「受験体制打破の・・・具体的プログラム」を6か条にまとめた、生徒手帳の附の資料(1)の「解説」の削除という要請が出てきます。校長の教育課程編成権限を制約しているという理由です。

親記事のBからは、年間指導計画の整備という要請が出てきます。
これは、年間指導計画不在が違法状態なのだという理由です。

親記事の@からは、「『改革の炎はきえず』を継承する会」の解散、ということは出てきません。合法組織です。
但し、『改革の炎はきえず』の主要執筆者であり、「継承する会」の実質的組織者であるW氏は、今、県内随一の進学実績を誇る私立高校の管理職です。今のお考えを伺いたいものです。
尚、「自治要綱」第64条については、「職員会議の合意に基づき」の部分が違法状態です。
道義的にも、組合の影響力を維持するのに、生徒を利用すべきではありません。これは削除すべきです。
以上が取り敢えずの「普通の学校」の制度的枠組みでしょう。
この程度の改正で中身が変わるようなら、それだけのことです。


pikachu_balloon.gif (1190 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ハナコ - 2001/07/20(Fri) 21:32:40
現役東葛生のハナコと申します。

ひとつだけ、言っておきたいと思いました。

高校は、親が選ぶものじゃないし、勉強するかしないかも、親が決めることではないと思います。

勉強して、いい大学へ行って、いい就職先を見つける。
そう云う時代は終わったのではないでしょうか。

どんなに頭が良くたって、心の豊かでない人間には、誰一人動かすことが出来ないと思います。

あたしには、東葛には、心を育てる教育というものが存在していると思えるのです。
あたしは東葛へきてよかったと思っています。
普段の授業や部活、友達、行事、委員会、なにげない日常生活。そして自由の難しさや、いろんなことを考えるチカラ。
たとえ大学へ入れなかったとしても、それ以上に価値のあるものをたくさん手に入れました。
今もなお、吸収しつづけていると思います。

個人的な意見に過ぎませんが、そんなに厭ならいいじゃないですか。
子供を違う高校にいかせれば。

あたしは自由に育ててもらえたんだなァと、親にちょっと感謝したくなりました。

最後に、子供に数字をつけるのはやめてあげてください。
二番手、三番手って、一体どういう基準で考えてらっしゃるんですか?

そういうオトナのせいで、どれだけの子供が傷ついているのか。
子供の才能を踏み潰すようなことはしないで下さい。
最近の不登校やら人間関係の下手な子供を作り出しているのはこの”普通に対する憧れ”のせいだと思います。

普通である、ということは、自分が見えていないことに安心する、現代社会の一番の問題点なのではないでしょうか。

話が飛び火してしまいましたが、東葛は、少なくともあたしにとっては最高の教育現場だと思います。
普通じゃない、と思われる学校が少ないことこそ、今問題にされるべきことなのではないでしょうか。

shar-gergugu.gif (2098 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:クワトロ(偽名) - 2001/07/20(Fri) 23:29:10
卒業生(95年度卒)のクワトロと申します。(偽名)の分際で発言するのもはばかられるのですが。

私もSTRさん、アスタロトさん、ベーキンさんと同意見です。
東葛がどんな学校なのか、事前に調べておくべきでしたね。>保護者のひとりさん
高校を「一流大学」へ進学するための通過点と考えるならば、東葛ではなく県立柏や私立に進学させるべきでした。
私は現在まだ学生をしておりまして、進学塾のアルバイト講師をしておりますが、昨年度は東葛を嫌って埼玉県立春日部
高校へ進学した生徒のほうが多かったですよ(注:春日部は埼玉の県立四天王)
それでも私は別に悲しくも何ともありませんでした。
生徒が望む進路に進むのが一番嬉しいですから。

東葛を志望する中学生は、たいてい親御さんから見栄としての東葛を幼少の頃から刷り込まれていて、生徒よりも親御さんのほうが東葛に執着するような気がします。

それでも保護者のひとりさんのお気持ちもわからんではありません。
「普通の学校化計画」などと仰々しいことをなさらずに、ご自分のお子さんに「しっかり勉強しなさい! 誰のおかげでメシ食えてると思ってる!」とはっきり言えばよろしい。
その結果お子さんが「妙な屁理屈」をこねてくる場合には、お子さんを捨てればいい。
私の親は私が高校在学中にそのことをハッキリと言ってくれました。
反発しながらも納得した私は、その後新聞奨学生となってメシ代と予備校代を稼ぎました。
そのしんどさを身をもって体験したので、今は親に感謝しています。

お子さんに対して、「私はあんたのパトロンじゃない。スポンサーだ。金を出す代わりに口も出す」とはっきり宣言すればいいのです。
そうしない限り、「普通の学校化計画」の活動の一環として在校生と話し合いをしても平行線に終わるでしょう。

少なくとも、この掲示板では「普通の学校化計画」はあまり賛同を得られないのではないかと思いますよ。
「大人のしての仁義」ということですが、我々OBには現場にコミットする方法がありませんので、「ご丁寧にどうもありがとうございます」と答える以外何もできません。

……そこまで見越して書き込みされているんであれば、さすが大人ですね。

kimera.gif (1406 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:Daisuke - 2001/07/21(Sat) 00:10:03
>保護者のひとりさん
えっと、ツッコミどころはたくさんあるんですが・・・まあ、それは置いておいて、一つだけ質問します。
あなたは、現状を知らせに来ただけですか?
それとも、(おそらく)反対する(であろう)卒業生などと話をしてみたいのですか?
レスを見る限り、まったく意図が見えないのですが・・・。


それと、これは単なる感想なんで、とりあえず聞き流してくれてもよいのですが、私の通っている大学の教授には、東大出身の教授が意外に多かったりするのですが、いわゆる「受験を勝ち抜いてきた」人たちとは、感覚的に大きく違います。
で、結構すごい人もいたりします。

私としては、朝日新聞の記事を参考になさるより、そういう教授たちの話を聞いた方が、受験勉強と「本当の勉強」の違いが見えると思いますよ。
#結局「Just for Fun」なんですよね・・・。

toro.gif (1005 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:さわち - 2001/07/21(Sat) 00:46:34
97年度卒業生です。
基本的には先の発言している(卒業生)と同じような意見です。
ただ、ひとつ、個人的に納得いかないところを感じたので、もしかしたら口調がひどくなるかもしれませんが一言言わせていただきます。

「生徒をなめてませんか?」
私が言いたいのはこれです。
クワトロ氏が書き込んでいるように、「未成年」である生徒は親というスポンサーのおかげで高校生として学生生活を送れます。
それは事実です。
ただ、それをぬかしても「生徒をなめている」感じがしました。
小学生ならいざ知らず、もう10何年も生きてきた人間を「何も知らないのね」というように道を示している気ならやめてください。

東葛という学校は「物を考える」土壌のある学校です。
三大祭も自由研究も一斉テストも生徒がもつ「考える力」を大なり小なり見越してやっているだけです。
つまり、生徒は親のロボットでも先生の召使でもない、多少考えは偏っているかもしれないけど土壌さえあればきちんと考える事のできる人間だという前提のもとにやっているのです。
だから、先生や親が思っているよりも生徒はしたたかです。
自分で考え、いい意見なら取り入れ、気に食わないならあっさり捨てます。
(私や他の友人を見る限りそれはきちんとやっています。うぬぼれではなく)
この「土壌」がなくなったとき、三大祭があろうと自由研究が存続していようと、東葛は終わったと私は考えます。
それを「普通の学校」というのでしたら、私は「普通の学校化」なぞくそ食らえ、と思います。

確かに、まだ年端も行かない小僧・小娘に対してある程度の筋道をつけるのも親の役目でしょう。
けど、子どもだって変わります。何年も生きていれば。
あくまで親はサポート役です。(スポンサーでもあるけど)
それをわきまえずに文句つけるのは何か違うのではないですか??
スポンサーであるからには「金出してるんだから」と口を出すのはいいですけど、そうではなく「あなたは何も考えられやしないのだからわたしが何でも筋道つけてあげるわ」なら、生徒というか人間を馬鹿にしている気がしなくもない。

ついでに。
大学の勉強と受験勉強は全然違います。
確かに、基礎的な計算や英単語、作文能力くらい身につけないと話になりませんが、大学の勉強はそれを「踏み台」にしてはじめてやるものです。
そこからはまさに「考える力」なのです。
想像力、調査能力、分析能力、それらをフルに使いそこから得た結果から自分の意見を「考える」、それは文系・理系関係ないものです。
点数取るだけなら、教え込めば猿でも出来ます。
でも問題は「自分の持っている能力を駆使していかに飛ぶか」なのです。
それが大学の授業であり「本当の勉強」だと考えます。

piero_purple.gif (1068 バイト)    ピエロでかぶっちゃった。 投稿者:桝 飛雄真(東葛94年度卒業) - 2001/07/21(Sat) 03:32:31
まず最初に、基本的な考え方を確認したい。

在校生も含めて、今までの東葛(といっても色々変化はあるが)を評価する人達は、しばしばその「特別さ」を良しとしてしまう。
「他の高校には無い自由が東葛にはある」と。しかしその評価は、他が不自由だという「格差」を前提とし、そしてそれは、東葛の生徒・教員の活動に「偏差値が高い学校に許される特権」という枠組みを与えてしまう。
学園改革当時の活動も、(調べた限りでは)その枠組みから抜け出せなかった。

でも本当はそうじゃない!生徒会自治も、受験に偏らない(=大学を神格化しない)授業態勢も、「それが高校(学校)のあるべき姿だ」と考えられたから実現されたはず。
(もちろんそれ以外の「個性的な良さ」も東葛にはある)。
偏差値高低に関係無く全ての学校で、それらの「普遍的な良さ」は実現されるべきものだ。
これを理想論だと片付けてしまう人は、教育に対して無責任な人だと思う。

次に、「保護者のひとり」さんが挙げた東葛の「問題点」について。
これは逆説的に、今の(多数派の)学校の問題点につながっていると思う。

@について。「選ぶ段階で考えてないのが悪い」「東葛が嫌なら他の進学校に行け」という意見には僕は反対。
学校教育の当事者として在校生やその保護者が学校を改善しようとするのは当然のこと。
しかし良く考えなくてはいけない。
浪人率が高いのは学校の責任か?
生徒会・PTAの活動は生徒達にとって邪魔なものか?
それらに責任を持っていかざるを得なくしている、本当の原因は何なのか?
それらを踏まえて、本当に現在及び将来の生徒にとって有益な「改善」は行われるべき。

Aについて。受験勉強で(学問的に)偏った知識を抱え込み、学問自体への興味を削がれ、苦労している大学生がいかに多いことか。
それはもちろん、自身の権威に自惚れた大学に一番の責任があるが、それに迎合している現在の「進学校」の姿勢は、決して「生徒のため」に肯定されるものではない。

Bについて。授業内容に問題があるなら文句を言うべき。
「ベーキン」さんの言うように、改善されなければ教員のリコールも当然アリ。
しかしそのことと、指導要領を遵守することとは違う。
指導要領に従った「計画性のある」授業をしながら、生徒に何も伝えられない(しかもそれを何とも思わない)教員なんて、いくらでもいる(これは聞いた話)。
大事なのは「その授業から生徒が何をつかみ得るか」ということ。
それについての議論は教員、保護者、あるいは当事者の生徒も巻き込んで常に行われるべきで、杓子定規に「教員は指導要領に従え」というのは、ある意味で保護者の怠慢だと思う。

ついでに「普通の学校化」の制度的枠組みについて。
「保護者のひとり」さんは、自治要綱その他の「改正」について、
>この程度の改正で中身が変わるようなら、それだけのことです。
と言っているが、かなり心外。
削除を提案されているそれぞれの文章にどんな意思が込められているか、それを明文化するのにどれだけの議論がなされたか、3年で入れ替わる生徒が主体となってそれを維持するのにどれだけの努力が必要か、もう少し勉強されるべき。
(それを伝えてこなかった卒業生にも責任はある)。

今、県当局が進めるいわゆる「普通の学校化」は、学校が抱える根本的な問題をウヤムヤにするものだ。
東葛のような高校は、現在の学校全体から見れば確かに「異質」かもしれないが、その普遍的な価値をもみ消そうとする動きは「悪質」だ。
これに対抗するには、「学校の個性だから許して下さい」では限界がある。
東葛の「普遍的な良さ」を周囲に広めていくことが、今、必要とされている。
卒業生にもできることを考えよう。


piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/21(Sat) 03:47:26
追伸の2

a)管理人氏から、
  「たしかに、東葛では閉じた空間での議論が行われ、世間に触れた環境であるとは思いません。 
   故に、在校生が『外の世間の荒波』の洗礼を受けるのは、彼らの成長の為に、必要であると思います」
  との、私の書き込みを許可するメールを受け取った時、私は予想外の展開に驚きました。
  さすが東葛飾だと思いました。
  この見識に対して私の方は、その要請に応えているでしょうか、どうもダメみたいです。

b)「反論」(?)等が必要ならば、じっくり考えてから行いますが、一つ誤解があるのでそれだけ申し上げます。
  「普通の学校化計画」という用語ですが、これは管理人氏の造語です。
  私は、この管理人氏の発想の延長線上で、特に「追記」において、「普通」とされる法的な状態について述べたつもりです
  (私は法律の素人なので、間違いがあるかも知れません)。
  但し、これは私見であり、校長が「現状で良いのだ」と言えば、大抵はそれで「合法」になるようです。
  それで30年間過ぎた訳ですから。

c)もう一つだけ言わせて下さい。
  在校生である長男の件ですが、これは私の(思想・)発言・行動とは何の関係もありません。
  私の言うことなど最早聞きませんし、私も聞かせるつもりはありません。
  別人格ということです(大体、長男の方が、強いのですから)。


piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/21(Sat) 04:02:30
追伸2(続き)
d)桝氏まで返信を拝見して、さすが東葛飾と重ねて思いました。
仮に私に誤りがあれば修正しますし、発言・行動の方向を変えます。
それが、私の書き込みの目的です。

magic.gif (1089 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:KNM - 2001/07/21(Sat) 04:11:42 HomePage
はじめまして。STRの兄でKNMと申します。

松戸六実の卒業生として言わせて下さい。
卒業した高校は異なりますが、東葛の体制は羨ましく思っております。

保護者のひとりさんの発言で疑問に思ったのは「継承する会」の主旨は、「受験体制打破の・・・具体的プログラム」なのでしょうか?
もしそうなら、既に「偏差値」が公的にはなくなっているので改革されているように思いますが?
更に「価値」とは何の価値でしょう?
発言を読んでいると、「現役で、バリバリ受験勉強をしていい大学に入学する」というのが一番良い選択肢であるように思います。
と言う事は、あなたのお子さんは現役でMITにでも入学するのでしょうか?
なんせ世界ランキングTOPですから。卒業するまで勉強漬けになるのも間違いないですし。

93年に六実を卒業しましたが当時の(今は良く知らないです)六実は別に進学校でもなく、そこそこの大学へ入学できる程度の高校でした。
当時ビックリしたのは、「六実で1年かけて教えてる英語の教科書を東葛では1学期間で教えてる」というものです。
現状はどちらの高校も良く知りませんが、当時で言えば東葛は六実の3倍の内容の授業をしていることになります。
更に、弟STRの話を聞いて驚愕です。
上記内容に加えて、自分の「考える能力」を引き出すような行事進行等を行っていると言うことです。
この為か、現役・卒業生含めてしっかりした方が多いように思います。恐らく、六実程度ではそうそういるとは思えません。

公立の高校である以上、教諭はローテーションします。
ローテーションすると言う事は、偏差値最下層の高校から東葛への異動やその逆もあるでしょう。
指導要領に則った授業をする高校でも直前まで東葛に居た教諭であれば、そうしない可能性もあるわけです。
教諭によっては蛇足が多いとか、教科書のみの授業を行ったりと多種多様だと思います。
生徒としては「面白い授業」を受けたいわけで、教科書しか相手にしない授業をされてもつまらないんです。
蛇足の中に興味を持って授業をしっかり受ける、というのであれば少々の脱線はかまわないと思います。

色々ごちゃごちゃとカキコしましたが、要するに東葛は「受験勉強するところではなく、社会勉強するところ」だと思っています。

話がきちんとまとまっていないのは、「六実卒と東葛卒の差」なんですかね(^^;;。

shar-gergugu.gif (2098 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:クワトロ(偽名) - 2001/07/21(Sat) 11:13:59
なるほど。
保護者のひとりさんは論議をしようとしてこの掲示板に書き込んだわけではなく、「大人としての仁義」としてただ通知しただけで、もともとご自分の意見を再考するおつもりなどほとんどなかったのに、レスが議論をふっかけてきたもんだから応ずる姿勢を示さざるをえなくなった、ということですね。

 「『反論』(?)等が必要であれば」(追伸の2より)
 「仮に私に誤りがあれば」(追伸2(続き)より)

 ……この2箇所から一目瞭然です。

もしくは、東葛で「ダメ」になったOBの病理っぷりのサンプル採取か。
単なるあらしの可能性も否定できませんが。
もうマジメにレスするのが馬鹿馬鹿しくなってきました。
利用されているだけ、という可能性が濃厚になってきましたからね。

>保護者のひとりさん
そもそも、
1.この掲示板に書き込みをされた経緯(smithyさんとどんなやりとりがあったのか?)、
2.「普通の学校化計画」(代替語が見当たらないので敢えてこの語を使用します)は具体的にどのような内容で、実際にどのような活動を行っていて、今後どのような活動をされるおつもりなのか、
以上2点が全くわかりません。

少なくとも私はいつも東葛に出向いているわけでなく、文化祭と卒業式、半年に1回だけなので、そのような動きがあるということ自体をあなたの書き込みで初めて知りました。
多分既に書き込みをされた方々もほぼ同じだと思います。

お手数をおかけしますが、以上2点について回答して頂けるとありがたいのですが。
掲示板に書き込むのに適切な分量でないのであれば、メールで送って頂いても結構です。
仁義を通されることを、お待ちしています。


kimera.gif (1406 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:Daisuke - 2001/07/21(Sat) 11:32:36

>保護者のひとりさん
> 「反論」(?)等が必要ならば、じっくり考えてから行いますが、
個人的には、議論する・話を聞く意思があるかどうかを確認したかっただけなので、反論などが必要かどうかは、ご自分で判断してくだされば結構です。
というより、「話をする・議論をする」ということは、そういうことでしょう。
意図がわかって、よかったです。

あと、桝さんの書き込みの部分に付け加えるかたちで書かせてもらいますと、
>2について。受験勉強で(学問的に)偏った知識を抱え込み、
>(中略)
>それはもちろん、自身の権威に自惚れた大学に一番の責任があるが、

これは、同じぐらい就職先となる会社にも問題があるんですよね。
もっと言うと、社会制度(?)的(学歴主義など)にも問題が・・・。

もっとも、このあたりはすでに変わり始めていて、大学名や成績で単純に取る企業って減ってきているんですよ。
今までの、日本の教育に弊害があるのも分かってきていますし。
#それでも、文部(科学)省は違う方向へ向かっていくつもりのようですが。


>桝 飛雄真さん
>3について。授業内容に問題があるなら文句を言うべき。
>(以下略)

これについては、もとの書き込みを再度良く読んでくだされば分かりますが、実際には授業内容に触れていないので、なんとも言えないのではないかと。
しかも、出題者の意図も不明ですし。
#「自分の話に賛成でなくてはダメ」と、「自分の考えをしっかりと書けなくてはダメ」では意味が違う。
もしかしたら、分かってて書いているのかもしれませんが、一応書いてみました。


>クワトロ(偽名)さん
>保護者のひとりさんは論議をしようとしてこの掲示板に書き込んだわけではなく、
>(以下略)

そこまで穿った見方をしなくても良いのでは?
確かに、そう読めなくもないけれども。


>smithy氏へ
保護者のひとりさんの
>在校生が『外の世間の荒波』の洗礼を受けるのは、彼らの成長の為に、
ってのは、ここに来ている在校生の一部が、このやりとりを見るのはよいことだという判断?

あと、私信ですが、自己紹介したほうが良いですかね?
#それ以前に、誰だか分かってます?

quruligo2.gif (3126 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:かわもと - 2001/07/21(Sat) 13:55:44
95年度卒のOBです。

まず。
>クワトロ氏
クワトロ氏の判断は早計ではないですか。
僕は少なくとも「さすが東葛」というフレーズに、なにかを得られたのであろうという好意を感じました。
たしかに保護者のひとりさんは反論されないままですが、このレスの量・テンションからしてむしろしかたないことかと思います。
たぶん僕でもできません。
だから期待もしないです。
クワトロ氏の判断は、少々先入観があってのことではないかと思います。
ご注意を。

で、親記事についての返事ですが、
保護者のひとりさんは一部抽象的な表現もありますが、一貫して「受験教育をしない東葛飾」の是非を問うておられます。
すべての問題はつながっているとしても、一応このことを優先的に返事しますが、

Aで述べられているような、
「受験勉強」の正当性を学者の業績ではかろうとすることは、私のように大学院に通っているものからすれば、
明らかに間違っています。
(結局、本人がどれだけその学問を好いているか、のめり込んでいるかということが重要なのです)
(受験テクニックでは論文は書けないし、評価されない)
そのうえで、受験勉強の是非ですが、
受験勉強は、自分自身の力で成し遂げれば、その経験値が高いのは確かですが、
それは自分自身の強固な意志を育て得るからで、学校に「させられる」受験勉強では決して得られない。
高校生にもなれば、なおさらです。
だから、僕は自分の意志で受験勉強をがんばる東葛生を否定しない。
でもそういう人が減ったりしても、自己の意志を持てないのだから学校が率先して受験勉強をさせなくてはとなるのは、やはりおかしいと思います。
よくお考え下さい。

また、継承の会との議論があるとのことですが、親として授業を改善すべく意見をし、議論するのは当然、肯定されるべきです。
しかし、いやしくもPTAの場で議論するのであれば、「生徒の為」という視点を外さないでいただきたいと思います。
(いうまでもなく東葛に限ったことではありません)
「学校は生徒の為に」、そこだけは共通したうえで、「何が本当に生徒の為か」という議論をしてほしいということです。
そして願わくば、彼らの真摯な声を感じようとされることを。
そうして形成された当事者の合意は我々の関知するものではありません。

ご存知のこととは思いますが、自分の感覚が必ずしも正しいとは限らず、他人のそれもまた然り。
その現状で根気づよく話し合い、より良い結論を目指すのは大切なこと。
それを僕に教えてくれたのは、(保護者のひとりさんには皮肉かもしれませんが)東葛の「勉強」でありました。

cur2.jpg (1709 バイト)    管理人 投稿者:smithy - 2001/07/21(Sat) 18:46:54 HomePage
管理人の登場です。
たった1日で16ものレスがつきました。ちょっと登場が遅すぎました。
さて、私個人としての意見をもって、この議論に参入したいところですが、まず管理人としての立場を優先します。


> 保護者のひとり さん < 07/21(Sat) 03:47:26 >
>「たしかに、東葛では閉じた空間での議論が行われ、世間に触れた環境であるとは思いません。
>「故に、在校生が『外の世間の荒波』の洗礼を受けるのは、彼らの成長の為に、必要であると思います。

>
> クワトロ(偽名)さん < /07/21(Sat) 11:13:59 >
>1.この掲示板に書き込みをされた経緯

>
> Daisukeさん < 2001/07/21(Sat) 11:32:36 >
>ここに来ている在校生の一部が、このやりとりを見るのはよいことだという判断?

>

これらについて管理人から応答します。

まず、「保護者のひとり」さんからは、この件について『掲示板での発言許可を頂きたい』とのメールを頂きました。
この時点で、私自身の考えとして、意見の内容には隔たりを感じました。
また当掲示板を利用されている方々の多数もおそらく、意見に隔たりはあるだろうと思いました。
そしてこのメールでは、他の東葛系サイトの掲示板において、保護者のひとりさんが同様の件を書き込まれたところ、
『本掲示板は単に学生時代を懐かしんでるだけ』であり、この種の書き込みは迷惑と回答されたと記されてありました

これに関して、私は書き込みを拒否しませんでした。
なぜなら、この種の議論が交わされることは、当掲示板ではむしろ望まれるものだからです。

掲示板の位置付けは、東葛卒業生・在校生の交流です。
それは、当HPが東葛情報の一大データベースとなり、情報の分岐交差点となりたいと考えているためです。
掲示板で交わされるのは、卒業生にとっては、東葛にいた時と同じ会話ができるスペースです。
( もちろん、かいえんさんやボブさんをはじめとする、東葛以外の高校を卒業され、当掲示板を利用されている方を
( 外して考えている訳ではありません。
( 私にとってはみんな、当HPを支えて下さる大切なお客様です。
( ただ、私が目指すものを念のため、記しておきました。
在校時、友人たちと交わしたのは、他愛の無い会話だけでなく、政治・社会に対する真剣な議論も含めてです。
そしてこれらは、いつでもどこでも、両方の性格の議論ができました。
ゆえに、当掲示板でも、普段は他愛の無い書き込みがされつつも、時折、このような真剣な議論も交わされます。
そのため、書き込みを拒否しませんでした。

そして、
>「たしかに、東葛では閉じた空間での議論が行われ、世間に触れた環境であるとは思いません。
>「故に、在校生が『外の世間の荒波』の洗礼を受けるのは、彼らの成長の為に、必要であると思います。

と、返信メールに記したのは、
>ここに来ている在校生の一部が、このやりとりを見るのはよいことだという判断? >Daisukeさん
その理由だからです。

経緯は省きますが、私は東葛の社会研究部のMLに登録しており、在校生の書くメールをよく受け取ります。
そして、在校生と卒業生の感覚の差を多少ながら感じました。
世間では、「生徒会の自治」というものに、いかに価値を置かれていないか。
逆に「自治」という言葉を発する人間が、いかに悪いレッテルを貼られているか。
未だ、世間の構造は55年体制のままであり、東葛という空間が恵まれたものであるかは、在校している内はなかなか気付かないものです。
ゆえに、在校生には、近年のネットが整備されている環境を活かして、私の時代よりも、外の空気に触れて更なる「勉強」を
してほしいと考えているのです。
そのために、これから私は、より在校生が現れる掲示板で、ここでのやりとりを紹介しに行きます。

cur2.jpg (1709 バイト)    その他の部分について、さらに管理人より。 投稿者:smithy - 2001/07/21(Sat) 18:52:58 HomePage
「普通の学校化計画」は、私の造語ではないと思います。
過去に、私が使用した事はあるかもしれませんが、明確な定義はもちろん存在しません。
ですから、この言葉にとらわれると、話がややこしくなると思います。

また、皆さんレスを付けて下さるのは大変ありがたいのですが、この場がネット上の掲示板だということをお気を付け下さい。
ネット上での発言は、顔も見えず声も聞こえずですから、ちょっとした言葉遣いから誤解が生じやすいです。

そして、一連の応答では論点が必ずしも合致していないようです。
そこで、保護者のひとりさんと他の卒業生とのレスとで議論がかみ合わないようです。
これは、1対多数の状態で議論が行われていますから、物理的にレスが追いつかないため仕方がないと思います。
同時に、保護者のひとりさんからは「主に勉強面」についての持論が展開されているのですが、
卒業生からは「勉強面以外で学んだ社会教育」の有効性が主張されています。
この面について、保護者のひとりさんは、実際に主張されたい点を抑えているためではないかと推測します。

保護者のひとりさんは、当初「卒業生がどのような考えをもっているのか見てみたい」と思われたと思います。
ここからは更に推測ですが、その段階で、自分の考えを変えようとは思っていらっしゃらなかったことでしょう。
そしてそれは現在もそうであろうと思われます。
それは、卒業生も同様でしょう。最初から「自分の考えを変えるために」と思う事はないと思います。

しかし、議論の結果、双方の考えが変わる事が重要ではないと思います。
議論を通して、お互いの考えを知ることが大切だと思います。
もちろん、卒業生だからと言って全くの同じ意見を持つ集団ではありません。

その意味で、やはり、現場で唯一の当事者である、在校生にこのやりとりを見てもらいたいのです。
実社会では、東葛に対する考え方は、掲示板で多数である卒業生の考え方は少数派であり、
保護者のひとりさんの考え方が多数派ではないでしょうか?(←データがある訳ではありません)

> 自分の感覚が必ずしも正しいとは限らず、他人のそれもまた然り。
> その現状で根気づよく話し合い、より良い結論を目指すのは大切なこと。
> それを僕に教えてくれたのは、東葛の「勉強」でありました。
>

かわもとさんの発言ですが、この長い長いレスの中で、一番印象に残ったフレーズです。
(最後に読んだから…という噂もアリ)


なお、個々の部分に対する、私個人の意見は、もちろんまだ未展開です。

piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/21(Sat) 19:17:59
不充分かも知れませんが、現時点での「回答」をさせて頂きます。

@「普通の学校化計画」には色々あるでしょうが、私の追記の論点も無視できないところです。
即ち、校長の教育課程編成権限の確立・指導計画の整備・自治要綱の「職員会議の合意」の削除、です。
特に、現状で指導計画の整備がないとしたら、情報公開で追及されると思います。
(官僚の皆さんは頭が良いですから、そうならない可能性もあります)。
こうしたことを再度申し上げるのは、公立の学校としての論点を押さえて頂きたいからです。

A理念的には、異動したI教諭は、「大人になるということと受験勉強は矛盾する」と言っていました。
また、『改革の炎はきえず』P.73にも、「受験的色彩を除く点について、教師側が生徒側よりもはるかに強く改革を望んでいる」とあります。
要は、現状の行事(お祭)中心の制度は、一部組合系教師がその理念に従って形成したという事実です。
そして、教委も異動した教員をまた東葛飾に戻すような、組合との裏取引人事を行い、一部組合系教師の勢力確立に協力したという事実です。
(「組合の弱体化を図るために、一旦、組合活動家を特定の学校に集めて影響力の拡大を防ぐ」というのは、良くある政策です)。
今春の大異動は、この裏取引の時代が最終的に終わったことを意味するような気がします(そうなら良いのですが)。

Bさて、これまた良くあることなのですが、死ぬ前には、ろうそくの炎が輝くのです。
「継承する会」56名が「一線を越え」たと親記事に書きましたが、「継承する会」と断定はできないグループから、
PTA総会で、「(気に入らなければ、)他の学校に行け」と野次を飛ばされた時に、そう感じました。
この場合は、「偏差値が高い学校に許される特権」という「一線」を党派的に越えたのですが、
返信の中に、これ以外の高い理念で「越え」ようとするOBがいました。
その頭の良さと心根に本当に感動しましたが、もしも私が親ならば深く悲しみます
(ソビエトで最初に粛清されたのは、恐らく、こういう人なのです。《決して挑発するつもりではないので、誤解しないで》)。

C最終的には、教委は、柏に「中高一貫校」を創れば良い、という気がします。
それで解決です。ただ、旧制中学という歴史はもったいないですが・・・
(長男が東葛飾に入った時、病床にある祖父が、「東葛飾中学だろう」と呟いたそうです)。


piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/21(Sat) 19:23:59
上の「現時点での『回答』」は、管理人氏の文章を読む前に書きました。ご了承下さい。

mad-scientist.gif (1144 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:つばき - 2001/07/21(Sat) 19:35:44
私も東葛の卒業生です。
私は今地方の国立大に通っています。
はっきり言います。
私は今、自信を持って東葛を卒業して心からよかったと思います。
東葛を卒業しなければ今の充実した私はなかった!!
そう思います。

確かに私は現役で大学に入ったわけではなく、浪人や再受験を重ねて今の大学に入りました。
親に散々迷惑もかけました。
でも東葛のあの日々があったからこそ、東葛の仲間がいたからこそ、
私は浪人しても再受験のつらい日々が続いても乗り切ることができて、今は夢をかなえられたんだと思います。

私の学校は地方の国立大で、生徒の出身は全国のいろいろな所からです。
全国の進学校から学生が集まってきていますが、6年間一貫校出身のひとも数多くいます。
でも私から言わせれば、6年間一貫校出身の子達は中学高校時代にものすごく勉強させられたせいか、今は勉強はやる気なしで今こそ勉強をしていません。
試験も本試験で不合格になっている子がたくさんいます。
入試に合格すればそれでいいのでしょうか?

私の学部は医歯系で患者さんを診なくてはいけないので、医療ミスを起こさないためにもしっかりとした知識をもち、勉強しなくてはならないのに、学生がそんなようすではどうでしょう?
逆に、私のように、東葛のようなところでのびのびとやってきた子の方が今はしっかり勉強しています。

今、東葛の「自主自立」は今私のなかでしっかりと生きていて、私をプラスへプラスへと導いてくれています。
自分の力でできることはなんでもじぶんでやる。
そうゆう私の信念は私をどんどん開拓していっています。
本当の名医になるために私はどんどんいろいろなものを吸収していかなければならない。そう思います。
勉強だけでやってきた子はやっぱり頼りないです。
女の子は自分一人でもまともに行動できないし。
多分わがクラスで最も行動派で男勝りなのは私でしょうね。
でも私はそんな自分が好きです。

高校は勉強するところだけではありません。
先生方があまり受験受験とうるさく言わなかったことに私はむしろ感謝しています。勉強がしたかったら予備校に行ったらいいじゃないです。

私は東葛があのころの東葛でいてほしいと思います。
私はあそこで、自分の進むべき道を決められて、今充実して頑張れているのですから・・・。

piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/22(Sun) 00:10:54
追伸3
大人から見れば私の書き込みは、内容の賛否以前の問題として、「大人気ない」として顰蹙ものだと思います。
そこで、そろそろ終末を迎えるに当たり、書き込みの動機を申し上げます。

a)「自分の感覚が必ずしも正しいとは限らず、他人のそれもまた然り。その現状で根気づよく話し合い、より良い結論を目指すのは大切なこと」には抜けている点があります。
自他の感覚は、客観的事実によって検証されるという点です。
換言すれば、自他の感覚をそのまま遣り取りすることは殆どなく、客観的事実の捉え方の正当性を争うのが論争というものではないでしょうか。

b)この掲示板には、「校長の留保権」というのがしばしば登場しましたが、大方は、生徒と教員が一体になって、「留保権行使で、自治の侵害だ」という文脈で使われていました。
スポーツ祭が4日間から3日間になりそうなら、教員が学校側の理由をきちんと説明すべきです。
その上で、教員個人が反対というなら、職を賭して校長・生徒に、その理由を主張すべきです。
生徒を煽ってそれで終わりだとすると、それは大人として余りにも無責任ではないでしょうか。
親記事Bの日本史の問題などにも、同じことを感じました。
「受験勉強と本当の勉強は違う」というスローガンを教え込んだ教員にも、「受験勉強を通して、本当の勉強を教えろ」と言いたいのです。

c)一方、国旗・国歌で異動というのも、私には納得ができません。
「継承する会」会員が「自主管理が上手く行っている」と豪語する状態は別に問題なくて、国旗・国歌だけが問題なのか、ということです。
大体、あの汚い校舎は何事だ。
貴方方は、本気で次代の担い手の育成を考えているのか。

d)従って、私は、両極の大人に、「子供をなめるな」と言いたいのです。
「もっと大事に扱え」と言いたいのです。
(但し、この次元でも、「継承する会」の大半の会員とは立場が違うのでしょうが)。


nekobus.gif (1125 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:dandelion - 2001/07/22(Sun) 00:23:12
管理人さんのメールを見て見に来たよー。いやーすごい量ですね。

自分でも意見を投稿しようといろいろ書いてたんですけど、やっぱり議論が入り乱れるし、顔は見えないしで、書きにくい。

勉強についてだけ書くことにします。(それでも長くなります。)

> A継承する対象である『改革の炎はきえず』(高文研、74年刊)については、
> 「受験体制打破の…具体的プログラム」(P.73)ということですが、
> これは、「(基礎)学力向上」という「普通の学校」の課題設定に反します。
> 「受験体制打破の…具体的プログラム」の影響で価値を混乱させ、浪人をしたり、余り勉強をしなくなるというのが実情でしょう。
> これは、大方の納税者・保護者の希望に反します。(親記事)


この一部だけ。
まず、浪人が多いのは東葛飾にくる人は浪人ができる家庭環境つまり裕福な人が他校より多いし、
それだけ難関大学を狙うということだし、他の大学では納得できないから再受験するわけで、
浪人させたくないなら大学と名のつく場所に「ねじ込む」ことは難しくないでしょう。

教えているレベルは難関大学受験にも対応できる膨大な基礎ですが、個人的にはこの内容を理解できなければ
受験勉強もできないと思います。
それ以上に、なぜ基礎に絞るかというと、たとえば他の高校では削られる物理・化学・生物の実験などが顕著ですが、
実験を抜かして教科書だけで教えた場合、生徒の理解は不十分で応用に弱くなります。
(私は理系専門ではないし、サンプルも少ないのでなんともいえませんが)

後は、コースわけをしないというのが特徴で、文型志望の子も数Bまでやらされ(他校なら多くて数2が限度)たりするわけですが、
偏らない教育が視野を広げたり知識の定着を促進しているといえると思います。
消極的ですが上の大学に行ってほしいという希望にもそれは添うことです。
(理由は受験テクニック的なことで、説明するのも面倒なので省きます)
とりあえず、他校でしているように、学内成績や偏差値で志望校を意思を無視して決められたり、
教員が「おまえにはここは無理だ」などと言ったり、学校が数の上で浪人数を減らして次年度以降の
志望者数を増やすために、行きたくないところに押し込まれるという経験を、今までの東葛飾の卒業生が
しないですんだということだけは確かだと私は思います。
私立のマンモス高のように一部生徒だけが受験生という特権を与えられて、他の大勢は省みられないような
不平等な扱いもありませんでした。


そして、これは声を大にして言いたいことですが、価値を混乱させることと大学に行かないこと、勉強しないことに因果はありますか?
むしろ、価値が混乱したからこそ、もっと学ぶ必要があることを知るのではないですか。
その意味で、価値の混乱を避けたいなら教育など施さないことです。
明治大正の時代にも、大学にやった結果「インテリ」になってしまって親と話が通じなくなってしまった話は枚挙に暇がありませんが、価値の混乱を避けたいという発言は、意見が自分と違う子供になってほしくないといっているように聞こえます。
価値といっても、たとえば人を殺してはいけないとか人には親切にすべきだとか、そういう倫理的な価値が混乱するのも高校のせいにするわけですか?
そういう意味で価値という言葉を使われたのではないと思います。
ではなにが価値の混乱なのでしょうか。
ここで「価値の混乱」といわれているのは、単に
「東葛飾の生徒は受験指導がないことを楯にあそんでいる。しかしそれは私ども親の、高校に入ったらしっかり勉強し、いい大学に行って一人前の社会人になってほしいという期待を裏切っているからよくないことだ」
というように聞こえます。

一人前の人の親である方に対して私などが言うのもおこがましいですが、これから先の時代は無意識に同じ心情が通っているような社会というのはなくなる傾向にあるでしょう。
そのことを歓迎するか嫌がるかに関係なく、自分と違う意見の人間とどううまくやっていくかは誰にとっても直面する問題になると思います。
違う意見との衝突はいつでも訪れます。
高校生で自分のそれまでと違う見方に触れなかったとしても、その先で触れるだけのことです。
確かに、高校生の段階で違う見方に出会い、その衝撃に耐えられるかということには個人差があります。
十分にそれをステップにして成長できる人もいれば、あまりの衝撃に立ち止まってしまう人もいます。
こうして発言する私などもどちらかといえば後者だと思います。
しかし、「高校生では穏やかに、価値の混乱は大学以降に」とか「できれば価値の混乱なんて一生経験しないでほしい」と思ったとしてもきっかけは向こうからやってきます。
そもそも現実の世の中自体、価値を混乱させる問題ばかりではありませんか。
けれどももし回りのサポートがあれば、(それも「おまえは考えなくていいから高校生としてやるべきことだけをやれ」などという思考停止の誘惑ではない)少々の「価値の混乱」は乗り越え可能だと思います。

(個人的には、こういう場合最も頼りになるのは権威関係がある親や教員ではなく友人です。
(その意味で、友人と過ごす時間は特別なものでした。
(そのことを理解せず、たとえば「学校が終わったらさっさとかえって勉強するのが高校生のすることだ」という見方に固執するのような態度は、親の愛だとしても子のためにはならないのではないかと思います。
(OB現役の皆さんが「勉強以外に学んだこと」を強調するのも私には理解できます。
(親の目から見れば確かに高校生の自己主張は言葉足らずで「価値の混乱」に見えるでしょうが、近代人はいつかは自己を自分で再構成するという課題に直面するのではないでしょうか)

問題は、違う見方があることを知ること、また、自分の意見も自己反省によって変化しつづけることに気が付くことです。OBの人たちは、東葛飾で知った価値観を固持しているわけではなく、それを土台にいろいろ考えていますし、考えも深まっていると思います。月並みですが、私もたどり着くのは、東葛飾で学んだのは「自分で考えること」であり、その作業に終わりはないということです。これはたぶん、卒業してのほうがより強く感じると思います。


そもそも、東大の学者の論文の引用文献の数とかを引き合いに出してますけど、いったい何のためにこの「受験体制が不十分」という議論をされるのでしょう。
高校は大学に入れるための機関ですか?
その後は?


(熱が入ったので言葉遣いがきつくなってしまったところがありましたらお詫びいたします)


karyudo.gif (1271 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ZATU - 2001/07/22(Sun) 00:39:03 HomePage
96年度卒で、私大理系の院生してます。

まだ、言葉がまとまらないので、明日改めてレスさせていただきます。

一言だけ言わせていただくと、引用文献の数ってなんでしょうか?
引用されたからといって、その論文の根幹に関わっているとは言えないでしょうに……。
それと、受験の難関大学に入ったから、それが優秀であるのか?
僕は、納得しませんね。
研究者を目指すものとして、テクニックだけの受験勉強をさせられた人間には、限界が見えます。発想力というのは、そういうものからは生まれないのではないでしょうか?

やはり、このまま長くなりそうなので、意見を完結にまとめてからレスします。
基本的に「普通の学校化」には、異議あり、という立場です。

magic.gif (1089 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:まこと - 2001/07/22(Sun) 01:53:52
97年卒、大学1年生!のまことと言います。
管理人さんから、MLを経て面白い議論がされているとメールを頂き、
拝見させて頂いて、事は東葛のみならず、公教育全体に関わる問題であり、総じて興味深く思われました。

保護者のひとりさんの問題提起は現在の保護者の方々の多数的意見かは存じませんが、中々現在の東葛の情報が伝わってこない私達卒業生や、自分の親以外の保護者の方々の意見をあまり知らないであろう在校生に対し、今東葛で行われようとしていることに対して、しっかりと発信しておこうという姿勢が見られ、その点に対しては大変好感が持てました。

しかし、いくつかの問題点として挙げられるのは、教育者、保護者と同等に、学校の構成員である(いくつかの宣言による慣習は別として、これは法的には認められてはいないかも知れないが)生徒を主体者として見ず、その視野から外れている点。
「納税者」という言葉に多様な意見を一括りにしている暴力。
校長の下に権力を集中させ、一括した体制下に教師をコントロールし、教育を一定の、等質のものへとさせようという点。
そして、法を逆手にとって、現状を違法状態と規定していますが、この場合法を厳格に守るかどうかは諸条件を比較考量した上で決定すれば良い事柄のように思われます。
(法学部なんですがまだ法律はよくわかっていないんで間違ってる可能性大)。

「現状の行事(お祭)中心の制度は、一部組合系教師がその理念に従って形成した」として、制度の正当性を問題とするやり方は、まるで憲法改正論者のそれとだぶりますが、現実としてその制度を30年近く私達が選択して運用してきたことに対しての視点が欠けています。
「組合の影響保持」の為にあたかも生徒が利用され続けてきたような記述には賛成できません。
校長が現状で良いのだ、とすることで合法とされてきたのならもう一度教員、生徒、保護者及び地域の人々や卒業生も交え議論を重ね、合意を目指せば、合法ということになるんですよね。

ここで、卒業生も議論に参加としたことは慎重に考えなければなりません。
私は今まで、卒業生はもはや直接学校には関係なにのだからでしゃばるべきではないと考えていました。
しかし、桝飛雄真さんらの意見の影響もあり、やはり自分の事として考える必要があるように思われたのです。
ですから、東葛に対してだけでなく、近所の小中高校、大学、また全然関係ないような離れた教育機関に対しても直接何か働きかけることはできなくとも、少なくともアンテナを張ってそこで行われていることに関心は持っていこうと思いました。
ただ卒業生のロマンティシズムの為にだけ、東葛の独自性というのが寄与するのならそのようなものはなくなった方が良いのです。

「進学校」(この言葉で一括りにするのは危険ですが)の中でも「少し風変わりな進学校」(最悪の言葉)という地位を保ちたいため、「進学校」の中でもさらに差別化を図ろうとするのは愚劣な行為です。
問題は日本においては、各学校ごとの地域的、文化的、歴史的、社会的等の差異を認めず、均質なものへと向かう動き、中央へと向かう力が見られるということです。
東葛地域にも普通の進路指導をしっかりとする進学校が欲しいという保護者のひとりさんの本音は自らの欲望について語っているだけであり、他の生徒への視点がそこには不在であり、そこへ社会全体の厚生を考えた「納税者」の観点なるものを持ち出すのは欺瞞です。

しかし、この自分本意の考えはわたしたちにも少なからずあったものと認めざるを得ません。
東葛「内」にあっては、それは異質な「外」を排除する力が働いているのは事実なんです。
それは、例えば、卒業生はなるべく口を出すべきではない、という卒業生の自粛に繋がり、本来開かれているべき場であるべきなのに非常に閉鎖的な空間をそこに形成し続けているのですから。
各学校が持っていられるのが当然な固有性が失われていて、たまたま東葛がそれを形骸化しつつも守ってこれただけであり、相対的なものでしかないのですから、それを卒業生が何年ごとに会う度の酒の肴程度のものだけにするのはどうかと思うのです。

それと同時に固定化した「東葛」という概念はあまり歓迎できません。
在校生の意志によってそれは柔軟性を帯びたものとしてどんどん変えていくことは大歓迎です。
東葛の「内」においては周縁的存在である卒業生や地域の人々を組み込んだうえで、かつそのときどきの在校生の望む形へと変貌していくことは卒業生も住民の人々も異論はないと思います。
先程「形骸化」と言いましたが、それでもその可能性は失われていないと思うのは、わたしやまわりの友人などを見て考えるからです。
わたし自身高校生の頃は生徒会や事務局などにはノータッチで政治的なことには無関心、と言うよりは意識的に避けていました。
(見事に文部官僚による無政治化が成功した一つの例)。

しかし、今政治に少し関心を持って、関連した分野へ転向したことや、周囲の人たちが色々なことを考えていることを目の当りにすると、その背景として東葛という場が果たした役割は否定できません。これを他校と比較する気はありません。
「普通の進学校」と「ちょっと変わった進学校」という二項対立は不毛です。
どうして、学校は現場の教師や生徒や保護者や住民のものではないのでしょう。
中央の役人の決めた指導要領の下、その支配下の教育委員会が各校長の首をひっつかまえて、校長は各教師をしっかり管理して、教師はさらに生徒を管理してというパラレルな構造は馬鹿らしいです。
視点を、国家からこの場合、個人へとずらすべきです。
それぞれが「しなやかな知」をゆっくりと形成していくための空間として存在する学校(わたしはゆーっくりと)。
たとえそれが失われつつあろうとも、「進学校」の看板なんかよりも重要なものであり、「普通」という語の内に同一化を図るのは大きな暴力です。

東葛につきものの「自由な」という語がある種のいかがわしさを抱えているのは事実で、ちょうどかつての日比谷高校が「いやったらしさ」と形容されたように、その「自由」という語が他者との違いをあからさまに示し、自分は受験なんか関係ないよという顔して、みなある程度の大学へと進む樣は異様です。
だからといって、学校群制度によって均質化して独自性が失われた都立校のように、制度によって無理矢理「普通」化するのは反対です。
ある種の異様と思われるのはなぜか。
それを考えていくことが、鍵になるのではないかと思います。

以上長くてぐちゃぐちゃになってすみません。


pikachu_balloon.gif (1190 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:Towa - 2001/07/22(Sun) 02:28:07
東葛高校在校生です。ただ今2年生です。

ものすごく長いレスですね。
びっくりしました…

これだけ反論的レスがつくということは、それだけ東葛への思い入れが強いということだと思います。
それに、私も東葛が大好きです。
まだ卒業していなく、1年ちょっと過ごしただけですが。
この高校でよかったと思っています。

授業だって満足しています。
(満足できない授業も存在しますが。)
受験勉強を教える授業を受けたいのなら、高校には進学せず、予備校へいけばいい。
予備校、独学、通信教育などを駆使し、大検でも受けて大学に入ればいいじゃないですか。
だいたい、受験勉強を意識して授業しなくても、必ず受験勉強と重複する部分はあるはずです。
そこを学ぼうとする人こそ、大学へ行くべきであり、(行くべき、とはいいすぎかもしれませんが。)
そこを学ぼうとしない人は大学へ行くべきでないと思います。
大学は学びたいから行く所ではないのですか??
「学びたい」と思わせる授業があれば、大学へ行きたいと思い、受験勉強をする。
こういう流れから見たら、東葛の授業スタイルこそ、受験勉強だ、とも言えますよね。

私からは以上です。
自分はまだまだ未熟なものであるし、『改革の炎は消えず』、など読んだわけでもありません。
これ以上の反論をする権利は私にはないと考えるので。

あと、個人的なことをひとつ。
保護者のひとりさんへ
>「普通の学校化計画」という用語ですが、これは管理人氏の造語です。
誰の作った言葉であろうが、自分で発すればそれは自分の言葉なのです。
「管理人氏の造語」と記す必要はないのでは?
「管理人さんが使ったから使ったのです。」というように読めてしまいます。
(ここでは、その点に重きをおいた発言ではないと思いますが。)
そして、最初にその意味を定義しておかなかったのはあなたの落ち度では?
(すみません、すごく失礼な言い方です。
でも、これ以外に私のいいたいニュアンスに適する表現は見当たらなかったので。)

それと、これは記事内容に全く関わらないことなのですが、
(保護者のひとりさんへの意見でもないです。不特定多数の皆さんに。)

改行は、して下さい。
記事が(物理的に)長くなっても構いませんから。
読みにくくて仕様がないのです。

大変失礼な文章かと思われます。
申し訳ありません。
ただ、これが自分の率直な意見であることは変わりありませんので。
発言に語弊、誤り、あまりに不適切な表現がありましたら謝罪いたします。遠慮なくご指摘を。

teto.gif (1362 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:西永慈郎と言います - 2001/07/22(Sun) 03:12:05
'98年卒 西永といいます。

OBはやっぱりその場で考えるだけで、議論には参加できないと思います。
悔しければ、自分の子供を東葛に送りこむだけかと(笑)

冗談はさておき,保護者さんはかなり勉強熱心のようですね。
自分は,生徒手帳を開いた記憶がありません。
あと,実は「改革の炎は消えず」も読んだことがないんですよね。
それと,公立高校の教育とは?と真剣に考えたことも,勉強したこともありません。
誰か、教育学部の方,公教育における独自性とは(高校編)を解説して下さい。

正直,東葛高校がどうあって欲しい,という希望はありません。
僕は,これからの東葛は,今の教師,生徒,保護者が協力してより良きものにしてほしい考えているだけです。
僕らの頃から,いいところも,悪いところもありました。
いいところは残せばいいし,悪いところは直せばいい。
どこがよく,悪いかを決めるためには,ルールを守ったちゃんとした議論の場と時間が必要ですね。
議論の場で,互いの立場を尊重し,自分の立場で意見を言えることは大変難しいのですが,
それしか,世の中をいい方向に変えることはできないと僕は東葛で学びました。
「高校出ていけ!」と言う発言は,自分に正義があると勘違いした人の暴力ですね。
明らかなルール違反です。どうか野次によって,自分の意見を持つ自由さを奪われないで下さい。

現役生へ
自分は浪人しましたので,本当はこんなことは言えないのですが,
親の希望には,子供として誠意を見せるべきですね。
僕は,高校時代に文化祭という心から愛せるものに出会い,恋に落ち,たくさんの失恋を重ね,勉強をしました。
しかし,書物から学べるものをやってなかったわけで,その結果も付いて来て,反省しました。
けど,自分の親は理解してくれたので,大変感謝しています。

自由て簡単に奪われちゃんですよ。
しかも,生徒の自由でしょ?奪うの簡単。
自分の自由や東葛の自由を奪われたくないなら,ちゃんと守るべきです。
教師にも,親にも信頼されてはじめて,自由があるんです。
やるべきことやって,やっと自由があるんです。
教師や親に信頼されるためにしなければならないことは,
東葛の伝統として,今までの東葛生が行ってきたこととして知っていると思います。
大変ですよ。でも,自由が欲しいなら努力しないとね。

従うほうが楽なんですけど,言われるほうが楽なんですけど,僕は自由の大切さ,難しさ,危うさを勉強できて良かったと思ってます。

最後に
>「上の子は間違ったが、下の子供は別な学校に入れる(入れたい)」
うーーーん,よくわかる意見ですが,
親に間違ったと言われた上の子はかわいそうですね。
そして,その高校で満足している人にも失礼です。
自分の子の高校選択がどんな結果になろうとも,本人が間違ったと言っても,
親として,人間として,「あの高校は間違い,下の子には別の高校を」と言いたくありません。
上の子に「いいとこもあるんじゃないの」と言ってやりたいですね。
下の子にその高校のいいとこ,悪いとこ両方伝えて考えさせたいです。 以上

quruligo2.gif (3126 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:かわもと - 2001/07/22(Sun) 09:31:57
引用に誤解があるようなので、お返事しますが、

>自他の感覚は、客観的事実によって検証されるという点です。換言すれば、
>自他の感覚をそのまま遣り取りすることは殆どなく、客観的事実の捉え方の
>正当性を争うのが論争というものではないでしょうか。


僕が言いたかったのは、感覚と感覚をぶつけ合うということではなく、
それを現状と認識した上で、生産的な話をしようということです。
要するに後段にこそ僕の言いたいことがあるのです。

そして、
客観的事実の捉え方の正当性・・・の下りは、理としては同意できますが、終了宣言をする格好で、
解決に向けてではなく、誰かを批判するだけの観念的な「回答」に終始されたのは、非生産的で、残念でした。
ひとつは、きっと同じことが承継する会と「論争」されているのだなあと思うこと。
もうひとつは、・・・ちゃんと他の書込み読んでおられますか?
批判に逐一反論せよとはいいません(かわもとの最初の書込み参照)。
ただ、「回答」と銘打ちながらも、
書込みに返答するという視点の不存在、非生産的としか言いようのない観念的な議論の追加、
また、最後になって自らの動機を明らかにする手法(ああ、それもイデオロギッシュで・・・)。
こういう書込みは不信を呼び、僕も感じています。(クワトロ(偽名)さんの最近の書込み参照)
結局ここで得られたのは、言いたいことが言えたという充実感ですか。
この掲示板もコミュニケーションであることをご理解ください。
立つ鳥も、跡を濁さないものです。

追伸
冷静に慎重に話し合えば、保護者のひとりさんが指摘される
授業計画のディスクロージャーに関しては、いち早い相互理解が可能に思います。
教育機関の情報公開については僕も一言二言あります。
根気づよい議論をされてください。

karyudo.gif (1271 バイト)    そろそろ別スレッドに移すべきでは? 投稿者:ZATU - 2001/07/22(Sun) 10:45:23 HomePage
昨日日を改めて書くといった者です。
96年卒で、ただいま理系私大で院生をしています。
神経発生の研究をしているんですが……。

では、早速本題へ。
朝から、食卓で両親と激しく議論してみました。

言いたいことの大半はすでに述べられているので、割愛します。
細かいところをつつかせてもらいますが。

まず@に関して
「普通の学校」とは、そんなによいものなのでしょうか?
学区のトップというのは、県の教育方針によって作られるものなのでしょうか?
何人かの方が言っておられるので、この点に関しては深く追求しませんが、私自身の経験では、東葛がいわゆる「普通」ではなかった(いい表現ではないですがね)ことによって、多くの可能性を引き出してもらえたと実感しています。

「上の子は間違ったが、下の子供は別な学校に入れる(入れたい)」
この言葉、子供のことを考えている親の発言とは思えませんね。
上の子供は実験台ですか?
私は、長男なので(妹が二人いて、ふたりとも東葛卒です)、そんなこと言われたらものすごく傷つきます。
子供に対して、そのような発現をされる保護者の方がおられるというのは、正直悲しいことだと思いますね。

Aに関して。
>東北大も東大も京大も、「受験勉強」を経た研究者として、論文引用数で世界トップ級になっている訳です
>(7月18日朝日1面)。

昨日も書きましたが、だから何が言いたいのでしょうか?
「受験勉強」のつながりが、私には理解できません。
論文に引用されることが、業績のステータスなのでしょうか?
反論材料として引用されている場合も多々あるわけでして、引用文献数がそのまま凄いというわけでもないでしょう。
それと、研究者の卵として言わせていただくと、僕は「受験勉強」の結果として、この記事を鵜呑みにするのは、甚だ勘違いというものだ、と言わせていただきます。
受験勉強なんて、何十年も前の話ですよ、論文を書いている教授方からすれば。
大学受験のレベルで難関と言われる大学に入ったからといって、業績を残せるというのは錯覚でしょう。

>価値を混乱させ、浪人をしたり、余り勉強をしなくなるというのが実情でしょう。
価値観の混乱もなく大人になった人間ほど薄っぺらいものではないでしょうか?
いろいろと回り道をすることによって、幅が広がることもあります。
私自身は、浪人しました。
でも、あの大学で学びたいからという理由で親を説得し、もう一回受験させてもらいました。
今の大学に行かせてもらえたことに対して、両親には感謝していますし、私自身も満足しているわけです。
それから、さらに反論させていただくと、いわゆる現役合格をねらう進学校に進学した友人の中には、一浪どころか二浪して大学に入った人も少なくありません。彼らに訊くと、学校で受験対策の授業を受けていたけれど、浪人したら、しばらくはどうしたらいいか分からなかった、と言っていました。
本当の勉強とは何なのでしょう?
ということで、Bに続きます(苦笑

Bに関して
>「受験勉強と本当の勉強は異なる」という思想は、実は、「本当の勉強」をも損なう場合があり。
真っ向から対立してよいでしょうか?
そもそも「受験勉強」という言葉からして、私からしてみれば疑問があります。
あれは、「テクニック」です。「勉強」というよりは「学習」です。
「勉強」というものは、自らすすんで学ぶものであり、人から与えられるものではないはずです。
そのへんは、かわもと氏と同じ意見ですね。
私が大学院に進学したのは、自分の学んでいる学問をより深く勉強し、研究したいと考えた結果です。
決して「受験勉強」の延長ではない。
塾の講師をしていて思うのですが、実際、受験のテクニックだけを教えているようなものです。
話のバックボーンなど二の次ですから。
「本当の勉強」というものへの考え方は、僕自身、高校を卒業してから実感してきたものです。
ですが、高校時代、それをやるだけの基礎を作ってもらったと実感しているのです。

K教諭の問題は、手元にあるので(なぜか)見ました。
ただ、授業を受けていないので、言及は避けます。
東葛で受けた理系科目に関して言わせてもらいますね。
おもに「実験」が中心でした。
はっきりいって「受験勉強」には直結していません。
在学時は、本当にこんな授業を受けていて大学に入れるのか?
と真剣に悩みましたよ。

ですが、今思うと、もっと根本的なものへの考え方、姿勢というものを学び、どう対処していくかを学んだと思っています。
大学に入って、何を学びたいのか、その中で徐々に考えが煮詰まってきたと、振り返って思う次第です。

長くなってきたので、そろそろ切り上げますが、最後に一言。
「教科書を教える教師」は、二流です。
「教科書で教える教師」こそ、一流だと思います。

「教科書を教える」「受験学習」を受けずに「教科書で教える」「本当の勉強」への足がかりを学べて、僕は幸せでしたよ。

長くなってすいません。
これでも、まとめたつもりですので……。

luc.gif (1427 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:アスタロト - 2001/07/22(Sun) 11:21:38 HomePage
>ただ、「回答」と銘打ちながらも、
>書込みに返答するという視点の不存在、非生産的としか言いようのない観念的な議論の追加、
>また、最後になって自らの動機を明らかにする手法(ああ、それもイデオロギッシュで・・・)。


私も非常に感じました。
「話のやり取り」という感じが全くしません。
この議論をBBSで行うこと自体が時間の無駄のような気がしてきました。

cur2.jpg (1709 バイト)    ココは管理者に徹する必要があるでしょうな。 投稿者:smithy - 2001/07/22(Sun) 14:02:10 HomePage
うぅむ、おかしいな。こんなハズではなかったのだが……。

もう既に何人かの方が指摘なさっていることですが、議論が成り立っていません。
というか、これは『議論』ではないですね。

「レス」という形式でこの掲示板が成り立っている以上、新たに展開される書き込みは、前の書き込みの内容を受けるものだと思います。
しかし、現状では「保護者のひとり」さんに、各卒業生・在校生が反論しつつも、それに対する返答はありません。

「保護者のひとり」さんは、「投稿をすることで反論を見たい」と、管理人宛てのメールでおっしゃっていました。
その点で、まず最初の目的は果たせたのでしょうが、議論を提起した人物として、それに対する反論には応えて頂きたいと思います。
もちろん、1夜にして多くの(それも量の多い)レスが付き、論陣が1対多数であるという状況では、的確な応答は難しいと承知しています。

この「議論」は「終末」は迎えていません。
シンポジウムで、主催者が自己の基調論文を発表し、パネリストがそれへの反論を展開した段階で止まっています。
満場一致で1つの結論が得られなくとも、「意見を交わす」ことはして欲しいです。

私の想いとしては、このやりとりを主に在校生に見てもらうことでした。
その意味では、書き込みをして下さった在校生もいるので、成功です。

しかし、「普段接触されない論の持ち主が、掲示板という場を利用して議論する」という意味では不成功です。
もう何日かかかったって構わないと思うので、より「意見の“交換”」に近づいて欲しいです。

この点、「保護者のひとり」さんに、最初の段階で「主張したい事(イデオロギーも含めて)をまず提示し、その上で“議論”を応酬」
して欲しいと、確実に伝達しなかった責任。
そして、多くのレスがつく中、適宜介入し、議論の流れを整理できなかった責任は管理者が負うところです。お詫びします。


ちなみに、改行は適宜して下さると嬉しいです。格段に読み易くなります。
>Towaさん ありがとうございます。

mad-scientist.gif (1144 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ベーキン - 2001/07/22(Sun) 15:20:21
管理人さんが上のように書いたあとで書き込むのは気が引けるのですが、これだけは保護者のひとり様に知っていただきたく、書き込みます。

この議論(?)もだいぶ交わされたようですが、これこそ「普通の学校でない」東葛出身者だからこそできるのではないでしょうか。
もちろん東葛への思い入れがあってのことでしょうが、十分にモノを考えて自分の言葉で表現することができている証拠だと思えるのですが。
大学で、いわゆる「普通の進学校」出身者と話をすることがあったのですが、「知識はすべて上の者(教授やら先生やら親やら)から教わるもの」という者があまりにも多いのにびっくりしたものです。

K教諭の問題については具体的にはわかりませんが、政治的な問題を考えさせることは大学では当然です。
もちろん大学と高校とは違うでしょうが、もし「普通の進学校」で教育を受け続けたとすれば、批判的な意見を「自分の言葉で」表現することはまず不可能に近いでしょう。
もし高校で政治的な問題を一切取り扱うな、ということになれば18歳になって高校を卒業したときに自分の政治的意見をなんらもつことなく次のステージに進むとすれば、これこそ危険でしょう
(もっとも、政局を握っている者にとってはこれほど好都合なことはないでしょうが。
(ゆえに「つくる会」のような問題が生じるのかもしれませんが。
大学生の知識低下が叫ばれていますが、いわゆる普通の進学校化がその片棒を担いでいるような気がしてなりません。

とりとめのない書き込みでした。恐縮です。
お気に召さなければ削除して結構です >管理人氏

pikachu.gif (321 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ともこ - 2001/07/22(Sun) 17:25:03
東葛卒業生です。
これだけレスがついているので、今更とは思うのですが。

K教諭の日本史を受けていました。
確かに彼の授業は、鎌倉・室町・徳川時代をすっ飛ばしていったような気がします。
その代わり、近・現代に時間を割いていました。
といっても、保護者の一人さんが望まれるような形ではなかったと思いますけど。
ただ、自分たちの周りに歴史的な経緯からどんな問題が起こっているか、いかに政治家たちが無意識な発言を繰り返して、アジアの国々を怒らせて(?)いるのかを、自分の中で意識するようになったとは思います。
彼の授業方針はきっと「自分で考える」ということだったのでしょう。
彼の授業を受けていた時は、今よりも政治に関心を持っていたことだけは確かです。

この間、友達と話していて、
「なんで、小泉さんが首相として靖国神社に参拝したらいけないの?」
と、聞かれましたが、どうやら「普通の学校」ではそういうことは考えずに済むみたいです。

きっと、政治家とか国の偉い人たちは、何も考えずに決まったことに従ってくれるだけの国民の方が便利なんでしょうね。
私は、雰囲気で流されていっているような今の日本がとっても恐い。

話が逸れましたが。
そんなことを考えるようになったのは、やっぱり「東葛」をでているからかな、と思います。
それは、私にとってはプラスなんですけど、「大人」にとっては、どーなんでしょうね。

magic.gif (1089 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:KNM - 2001/07/22(Sun) 18:42:31 HomePage
管理人氏が

>私の想いとしては、このやりとりを主に在校生に見てもらうことでした。

と言っているように、このスレッドにレスをつけた在校生のお二人は、周りの方にこの掲示板の存在を知らせるべきだと思います。
収集がつかなくなる可能性もあるのですが、今&これからの東葛に関わることですから。

また、保護者のひとりさんは、他の保護者さんも巻き込む(言葉が悪いですが)べきではないでしょうか?
この掲示板に書き込むことで多数の意見が出てくるのは承知だったと思います。
一人でレスをつけるのは難しいかと。

更に、ここでレスをつけている卒業生さんも他の保護者さんの意見も聞いてみたいと思っていると思います。
少なくとも私は聞いてみたいです。

magic.gif (1089 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:hyoya - 2001/07/22(Sun) 19:11:18
東葛飾高校在校生です。おそらくTOWAさんと同じ経緯でこの議論を拝見させていただきました。
現段階でですが、在校生より卒業生、保護者のほうが熱いですね。
みんな知らないからだと思いますが。

結局一人一人だと私は思うんですがね。
勉学はどこだってできる。
現状に満足できないなら予備校にでも行けばいいと思います。
では学校になにをしにきているのか?
そもそも学校とはなんなのか?それもやはり各個人の自己感覚に基づくものだと思いますよ。
勉強をしたいならすればいい。青春をしたいならすればいい。
責任はつきまといますけどね。
そもそも世のものはすべて囲いであって私たちはそれに同化するわけではなく包まれるだけだとおもいます。
学校もまた然り。
囲いに覆われる以上そこには方向性があり、それは尊重すべきです。
しかしそれはまわりに流される、というわけではなく自らその流れに乗れということです。
なんかまとまらなくてすいません。

あと親はスポンサー、とかもう親子でお互いに関わらない、というような記述がありましたが寂しい話ですね。

karyudo.gif (1271 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:いずみ - 2001/07/22(Sun) 19:21:59
OB一年、小説書き見習いのいずみです。
遙か時の彼方にはここに書き込みさせていただいたこともあるような気がしますが……それ以来ずっとロムだったので(見てはいたのです)、初めましてに匹敵しますね(^^;

とりあえず、K教諭の試験について、実際にそれを受けたものとして、授業を受けてないと知り得ない情報を一つ。

あの問題、確かに論述すべきタイトルはその通りですが、求められる内容は「政治的判断」云々ではなく、経緯の記述でした。
どのような「政治的判断」を下すにしてもまず事実を正しく知らなければならない以上、それは当然のことと思います。
ちなみに、あれこれと深入りして出来事そのものの記述はすっぽかした私は、見事に二学期間守り続けた首位の座から転落しました(笑)。
もちろん、その方向性は試験前に授業で触れられていました(無視した私はタダのバカ)。

要するに、そういうことです。
あの試験問題は、例えば生物で「化学物質と健康の関連について一つの例を取り上げて述べよ」というような記述問題と同様の、事実を把握している度合いを測るものであり、政治的判断云々を求めるものではありません。
もちろん、受験のためのお勉強ではない以上正解は一つではなく、「事実」の認識の仕方自体が一つの政治的判断ではあります(虐殺があった無かったとかってのは、極端な例ですが一例)が。

ウチは弟と妹も現役の東葛生です。
生徒会長もやった(いえ、お飾りですけど^^; 副会長さん達こんな無能をもり立ててくれて有難う)私とはまた違って、弟は野球部で熱血してます(昨日負けちゃった…な)
妹は入ったばかりなんで何に行くのかまだ分かりませんが。
親も含めて、後悔は誰もしていませんよ。
これも、一例。


odoru-houseki.gif (1457 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:ナムトゥル - 2001/07/23(Mon) 00:37:33
はじめまして。在校2年のナムトゥルです。

>まことさん
>ある種の異様と思われるのはなぜか。それを考えていくことが、鍵になるのではないかと思います。
確かに僕もそのとおりだと思いました。東葛の現状が客観的に見て果たしてどうなのだろうということですよね。
在校生や卒業生などが客観的な東葛を考えるのは難しいはずです。
でも自分が東葛を受験するとき果たして何を基準に選んだか、ということで少し分かるんじゃないでしょうか。
市販されている「学校ガイド」では、偏差値や大まかな行事など簡単なことしか分かりません。
実際僕もそれしか見ていなかったし、文化祭とかにも来ていなかったので東葛に対するイメージは「学区トップ校」、ただそれだけでした。
それもあって客観的イメージに「自由」を持っている人は意外と一部の人のみなのではないかな?とも思います。
「自由な校風」ってどんなイメージかもよくわかんないですけどね。

戻りますが、「ある種の異様」と思われるのは、「生徒の権力が暴走している」と捕らえられてしまうことだからではないでしょうか。
生徒が活発な議論を交わして数々の過程をくぐりぬけ可決されたことでも、「客観的に」見ればそれは単に生徒が勝手にいろんな事をしているとしか見えない、と。
多分、「異様」に見えるのは周りが東葛に築き上げられたシステム(生徒が活発に議論するしそれを職員らが尊重することなど)に戸惑っているし、生徒がその活発な活動を周りに知らせることの少なさが原因ではないでしょうか。
また「高校生」という立場自体が「未熟」「少年犯罪」などの固定観念を引きずり出してしまうということも無きにしも非ずだと思います。

(かなり偏った私論ですがこのことを議論するには私論が不可欠と感じましたので思いっきりほざいてみました、すみませんでした)

zocc.gif (1100 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:BCA - 2001/07/23(Mon) 01:12:36
初めまして。管理人様の宣伝(?)を見てやってきた現役東葛2年生です。
私自身理系畑の人間だからかどうかわかりませんが、保護者のひとり さんの書き込みの内容は趣旨が明確でないというか、非常に遠まわしというか、なんと言うか、結局どういうことが言いたいのかよくわかりません。(私の力不足ですが)

いまさらですが、できることならもっとわかりやすい表記に翻訳(?)して頂けないでしょうか。
『私は「これについて」「ここのところが」「こういう理由で」「こうだ」』という形で出して頂ければ、もっと明確なレスがつけられると思うので・・・
不特定多数の人から意見を求めるならできるだけわかりやすい形で言っていただきたいと思います。
(私の文章読解能力が低いだけなのかもしれませんが)。

個人的に非常にレスしたいのですが、場違いな発言になってしまうと嫌なのでもっと焦点が明確になってからまた発言したいと思います。

結局は私の力不足なんでしょうが・・・

piero_purple.gif (1068 バイト)    自分の意見について再度確認 投稿者:桝 飛雄真 - 2001/07/23(Mon) 01:22:21
=東葛が「普通の学校」になること、に反対する=
のではなく、
=「普通の学校」に東葛のような環境が無いこと、を問題視する=
というのが大切だと思います。

ただしこれは一歩間違うと独善主義に陥る危険があります。それを避けるには、以下のような共通認識を持つことが必要でしょう。
=「自由」と「自律」はもともと人間一人一人に保証されるべきものだが、「学校」は便宜上それを一部制限している。だからその制限は、できる限り小さくしなければならない=

ちょっと大風呂敷を広げすぎ?
いや、これくらい意識してもいいでしょう。

あと、「保護者のひとり」さんは、東葛の授業システムや生徒会のシステムを「教職員組合が自身の戦略のために作り上げたもの」と考えておられるようです。
だとすると、幾らこの場で東葛の授業のスバラシサを訴えても、「それは組合職員の煽動に乗っただけ」と思われるでしょうし、恐らくこの場には出てこないであろう「東葛を後悔・批難する在校・卒業生」の存在を知るにつけ、「それ見たことか」と思われるのではないでしょうか。

教職員組合の活動を知ることは客観的情報としてあってもいいですが、それを問題の根幹と考えるのは、まことさんが書いたように、生徒の主体性を欠いていて納得できません。というか、そんなことで学校の抱える問題が解決するとは思えません。

少なくとも僕は、教員の中に組合員・非組合員の対立があることを知った今でも、自分としての東葛に対する評価にほとんど変わりはありません。
(この「ほとんど」ってとこがビミョーなんですけどね)。


gergugu.gif (1121 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:山茶花 - 2001/07/23(Mon) 14:26:52
86年卒の生徒会OBです。東葛事務局掲示板からここにたどりつきました。

もう、とても古いお話になるかもしれませんが、僕のいた頃は、ちょうど改革から10年目で、執行委員会での議論、生徒総会での(教諭を含めた)質疑応答がすでに形になっていたので、いかに在校生を飽きさせず、密度の濃い進行にしていくか、にエネルギーを注いでいました。

僕のいた当時から、生徒会の活動に関して「非常に冷めた」目をもっている人々も多かったので、そういった人たちにできるだけ邪魔にならないよう、しかし知的好奇心はくすぐるよう(何をやっているのかはわかるよう)、生徒会報(当時はガリ板印刷)などを適宜配布したりしていました。

他校生徒会(当時は船橋高校、そして千葉高校とも)との交流も当時から図っていました。
(話の内容は、「理想の学習環境」だったりします。長くなるので今回は省略します。理想の「ありかた」を常に模索していました)

桝さんのお話での「地域社会へのアピール」、とても素敵なことであり、また重要なことであるな、と思いました。
「自治」というと大げさかもしれませんが、ほぼありとあらゆる決定事(行事を含む)を、生徒の総意を反映して運営できる状況にある東葛のような学校は、一般の高校に急に「こんな学校にしなさい」と言っても、そう簡単に実行できるものではないと思います。

と、いうのは、在校時に東葛のありかたに惚れ、膨大なエネルギーを注ぎ込む各種委員会、事務局員を含めた生徒会の人々の存在(僕も先輩の意識・自覚と活動量に魅せられて、この素晴らしい「伝統(生徒による自治)」を継承しよう、と気合いを入れました)。
生徒総会前の執行委員会での、朝・昼・放課後を問わない議題に関する執拗な議論。
そして、総会に集合する全校生徒。時には4時間以上にも及ぶ、クーラーもストーブも効かない体育館(当時)での議論、承認、などなど・・・。

活動内容自体は、非常に健全ですが、ちょっと真似しようと思ってもできないくらいのエネルギーが必要であったと思います。
各種行事にいたっては、言うまでもありません。
アイディアも次々と出さなくては、充実度が落ちてしまいます。合唱際の衣装ひとつとっても全力でした。

こうしたホームページや掲示板を含めて、さまざまなメディアで、学校行事の運営などを、どれほどの生徒の自主運営で行っているのか、またさまざまな議論が、どのような形で(どういったプロセスで)、行われているのかなどをPRすることが、親や周辺地域の持つ「誤解」や「不安」を緩和する効果を持つ事と思います(意外と細かいことまでやってますからね・・・)。

東葛に入学するためには、中学生時代、相当なレベルでの基礎学力養成と、内申点を十分に維持する気合いが必要なので、そうした様子を見ている親の立場からは、東葛での勉強は「遊んでいる」ように見えるのかも知れません。
しかし、その強力な基礎力をベースに、東葛での学校生活では「考え」「行動する」習慣がつくので、一概にそうした時間が「もったいない」という発想には(在校生の立場からは)ならなかったです。
在学時、大学みたいな学校だな、と思ったのですが、ある意味、大学以上の環境であったと思います。

「学区トップ校」のお話がありましたが、「学区トップ校」と思って入学して、間違いのない学校であると僕は思います。
どこで何をしたいかをある程度明確にして受験をするので浪人は多くなるかもしれませんが、この15年で早稲田大学(僕は早大出身です)の入学者数は公立では全国一位ですし、慶応義塾大学・上智大学なども上位にあると聞いています。
国立大学に行く人も多いですし・・・。

在学中、(部活などで)OBの先輩方が大学のことをいろいろ教えてくれますし、またこうした大学にがんがん合格しているので、「自分も行けるだろう」と自然に思うようになる環境でした。

生徒が自主的に受験する大学を決めて進学するので、自分の選択した大学に誇りを持つ傾向があり、またそういった部分もPRしてみてもよいのでは、とも思います。
浪人がどうこうよりも、進学先を自分で決めていく傾向がとても強い学校である、という部分は重要であると思います。

個人的には、今更東葛が全校をあげて受験体制を引いたら、確実に進学実績が(意欲とともに)落ちると思うのですが・・・。
あきらめなければ、進学したい大学に行ける。そういった自由な環境が、東大でも京大でも地元の千葉大でも、またさまざまな私大でも、どこでも自由に受験をする気力をくれますし、在学中に考えが変われば、理系志望だったけど文系にしようかな、などという人すら多かったです。

「考える」習慣は、人生でとても有効であると思います。
自分で考え、出した結論には、とてもたくさんのエネルギーを発揮することも可能になります。

「自分たちで考えてもいいんだよ」という環境に高校で出会えたことにとても感謝しています。

東葛の「自治」について地域での理解がすすみ、それもひとつの「評価」として認識される機会となるなら、今回の問題提起は、東葛にとってはいい機会を得ていると思います。

magic.gif (1089 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:佐々本 一 - 2001/07/24(Tue) 01:05:22
93年卒業の佐々本と申します。
まず、語句に関して補足させていただきます。
「普通の学校」という言い方が出てきたのは管理人様が最初ではなく、90年当時「日の丸・君が代」問題が発生した時に当時の校長が「普通の学校」と言い出したことがきっかけではないか、と認識しております。
当時は、「それでは、何をもって『普通の学校』というのか」ということが大きく論議されたそうです。

では本題。
保護者のひとり様へ、あえて質問したいと思います。
トップの書き込みを見るからに、(それを撤回していませんよね)
あなたの意見としては、学習指導要領に基づいたカリキュラムの遵守を求めているように見受けられます。

本当にそれでいいんですか?
あなたほど教育に関心を持たれている方ならば、学習指導要領が改訂されるたびに、学者などから大ブーイングが浴びせられていることはご存知だと思います。

私自身、大学院生としての研究の場、社会人としての仕事場でよく言われることがあります。
「学校でやってきたことは、役に立たない」特に、会社に入ってから思うこととしては、自分で考える、ということが如何に重要かということです。
「指示待ち世代」という批判が我々の世代に向けられます。
しかし、こうなるのは必然であると私は考えます。
教育の場で「自分で考える」機会が少なすぎるからです。
私の場合、東葛での3年間、大学、大学院での6年間で「考える」力を鍛えられたおかげで、その力が社会に出てからも
大いに役立っていると自覚しています。
早く「指示待ち」から脱出できたのではないかと思います。

学校を選択するのに一番大事なことは、その学校が子供に何を残せるか、だと思います。
学歴もその一つでしょう。
しかし、実社会で活躍できる力をつけることが、教育の目的の中で重要な位置をしめるのは言うまでもないことだと思います。
今時、学歴が良いからといっていい会社に入れるとは限りません。
いい会社と思っていた会社が突然経営破たんするかもしれません。
いい高校に行っていい大学に行っていい会社に入って、、、というサイクルはとっくに崩壊しています。
だからこそ、「自分で考える」力は今後一層必要になると考えています。

この一連のスレッドに「社会に出てからの実力」という側面が少なかったので、あえて書かせて頂きました。

保護者の方ばかりでなく、皆様のご意見大歓迎です。
スレッドが伸びすぎたので別スレッドでも構いません。

piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/24(Tue) 04:10:37
ご連絡

@「この『議論』は『終末』は迎えていません。」との管理人氏の認識は、その通りです。
私が疲れて、筆が滑りました。お詫びします。
疲労回復の意味も(私の原点確認の意味も)あって、「『こころ』はどこで壊れるか」(滝川一廣、洋泉社)(後半が思春期論です)を読み始まりましたが、これにも梃子摺っています。

Aこの書き込み全てを印刷して読む準備をしていますが、読み終えていません。
少々時間を下さい(私の方から途中で投げ出すことはありません)


piero-new.GIF (1071 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:保護者のひとり - 2001/07/24(Tue) 11:09:56
上記の続き
B泥縄で本を読み、考える・・・というスタイルでやっています(今も、学校評価論の本を探していますが、見つかりません)ので、私なりの論点整理には時間がかかるかも知れません。
管理者のSさんがやって下されば、それも良いかも知れません。いかがですか。

gergugu.gif (1121 バイト)    ちょっと内容がずれてしまうかもしれませんが・・・ 投稿者:山茶花(さざんか) - 2001/07/24(Tue) 12:49:40
「保護者のひとり」さんは、貴重な機会をくださったな、と思います。

東葛に入学した翌月の5月、富士五湖(西湖)への2泊3日のクラス親睦旅行があったのですが、そこで同じクラスの数名と、深夜あることで議論になりました。
副担任の先生もオブザーバーとしていらっしゃり、深夜の宿泊部屋の一室で、クラスの約半分の人間が参加して意見を述べあいました。

ある特定の事項を、人として「本気で考える」こと、そしてそれを「主張しあう」ことを覚えた、衝撃的な経験でした。
それは、教科書的な「模範解答を探る」行為ではなく、今の自分たちはどうあるべきか、といったたぐいの、根本的な(ある意味では哲学的な)行為でした。

中学までは、(けしていい意味とばかりは言えませんが)この管理大国千葉県の中学で(坊主がりなどの管理教育は、千葉・静岡・愛知は当時有名でした)、いわゆる「模範生徒」「優等生」として扱われてきた自分が、そして同様にそれぞれの中学で(大なり小なり)そのような扱いを受けてきた人間同士が、ちょっと感情的になってまで、自分の考えを強く主張しあい、またそのながれの中で、皆が考え、また意見がでる・・・。

副担任(教諭)は、オブザーバーとして、意見は言わず、ただ話の展開を聞いていました(ここが絶妙なんですよね・・)。

結果として、その日は意見が分かれたまま、お互いの主張がはっきりするだけの展開になりました。そして富士五湖からもどり、しばらくは、なんとなくクラスが(その時の議論のグループで)割れたような感じになっていました。
普通ならそのまま月日がながれるのかもしれませんが、6月にはクラスごとの行事である「合唱祭」というイベントが控えていました。
練習は、すぐにはじめなければ、とても間に合いません。

クラスでは合唱祭運営委員が選出されていましたが、イベントの性格がわかりにくかったので、当時旧館と呼ばれた建物の1Fにあった生徒会事務局で、放課後、当時の生徒会長に直接話を伺ってみました。

その説明は、何と言うのか、情熱的で、かつ流れるようになめらかで、そして、とてもとても説得力がありました。「この人、本当に高校生なのか?!」と思わせるような圧倒的なものでした。
驚くことに、先輩はまだ2年生です。

「合唱祭」は、授業時間を削ってまで行うイベントですし、「クラスのまとまり」が何より重要であることをその時悟ったので、僕はひとつのグループのリーダーのような立場にあったこともあり、もう一方のリーダー格の人間と男同士、放課後の喫茶店「うらら」などで話し合いを持つことにしました。

そうした行為に関しては、同じグループの側のような立場にある人から、ちょっと批判めいた意見もでたのですが(口をきかなくてもいいのではないか、など。正直、当時は一瞬、「もしかしたらそうなのかもしれないな」とも思いました)、口も聞かずに合唱なんかできません。
たぶん、最初はお互いに「否定しあう」感情は確実にあったと思うのですが、議論を続けるうちに、その特定の内容に関してはお互いに引けないし、また引く必要もないのかもしれない、というある意味でのはっきりとした結論に達していきました。

同級生同士で、これほどまでに互角にひとつのテーマで話をつきつめた経験がそれまでありませんでした。もしかしたら、喧嘩の時に発するような感情的なエネルギーを出しながら議論を続けたのですが、そのうちお互いの存在は認める部分が強くでてくるようになりました。

そして、「クラス行事に関しては成功させよう」という、共通の認識があったこともあり、結果的には彼とは生徒会の事務局員まで一緒に行うような親友となりました(そして3人一組で応募する第一回高校クイズなどにも参加・・・)

これは僕の入学後の初期段階での経験ですが、この経験があってから、議論に関しては非常に前向きな人間になりました。
これは、「主張をする」という姿勢よりもむしろ、議論があればそれをきっかけに、積極的に自分のありかたを見つめ、考える、という習慣がついていった感じです。

議論に参加することが、とても有意義で、楽しい行為になりました。
考えに考え続け、どうあることが今の自分にベストなのか。
そのことが自分の中でどんどん消化され、自分のものとなっていく感覚が、大きな喜びになりました。
最初の富士五湖がきっかけの議論の一連の経験から、むやみに感情的になって議論に参加すること(また議論後に感情的に
なること)
の無意味さを知り、ほぼどんな議論にも、楽しむ余裕が生まれました。

そんな中、事務局員の活動のひとつとして、生徒会運営についての熱い議論が繰り広げられる執行委員会に何度か触れて、後に生徒会役員として、学生生活を送るようになったわけです。

「保護者のひとり」さんをきっかけに、こうしたことも思い出す機会を得ました。

東葛では、本当に筆舌尽くしがたい経験をたくさんしているので、そうした貴重な環境・雰囲気、「かかわった者が、かかわっただけを得る」ことを、高校生の段階で知ることができる学習環境を、これをきっかけにPRしてもいいのではないかな、と思いました。

gergugu.gif (1121 バイト)    さらにちょっと余談ですが・・・ 投稿者:山茶花(さざんか) - 2001/07/24(Tue) 13:00:28
「合唱祭は3度しかない」
「一年の合唱祭は1度しかない」
この言葉は効きました。

pikachu_balloon.gif (1190 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:Towa - 2001/07/24(Tue) 17:22:07
KNMさんのかきこみについて
>このスレッドにレスをつけた在校生のお二人は、
>周りの方にこの掲示板の存在を知らせるべきだと思います。
>収集がつかなくなる可能性もあるのですが、
>今&これからの東葛に関わることですから。

そう思って、私がメールアドレスを知っている人には以下のメールを送りました。

お知らせ。
以下のURLの掲示板で、「普通の学校化計画」論争がなされています。
なかなか面白いし、私たち在校生も一考の価値あり、(ってか、しなきゃいけない。)ので、メールをまわします。

http://www.netlaputa.ne.jp/~smithy/

できれば知っている人にも回してほしいのですが…。

以上の過程でこのメールを2通以上受け取ってしまった方、申し訳ありません。

発信元
Towa
mail h_class_otoko@geocities.co.jp
<昨年は1年H組、今年は2年B組の者です。>


わざわざ書くことではないかもしれませんが、黙っているのはよくないと思ったので報告してみました。

dwarf.gif (1359 バイト)    保護者のひとりさんへ 投稿者:孝史 - 2001/07/25(Wed) 01:10:58
はじめまして。95年度の卒業生です。

ここでのやり取りを最初から拝見していましたが、保護者のひとりさんと東葛の卒業生・在校生との議論がかみ合わない原因の一つとして、保護者のひとりさんが、東葛の「生」の姿をご存知で無いからのように感じました。

東葛の卒業生・在校生は(僕を含めて)「東葛」というところを実際に体験しているので、その良さと危うさを充分に承知していると思うのですが(それは、ここの多くのレスが物語っていますが)、保護者のひとりさんや外部の人達にとっては、人の話だけでは「東葛」をなかなか理解しにくいのではないでしょうか。
(僕も新入生の時は少なからずカルチャーショックを感じましたから)。

そこで、保護者のひとりさんに一つ提案したいのですが、一度(といわず、できれば何度も)東葛をご自身の目と耳で確認してみてはいかがでしょうか。
合唱祭と文化祭は保護者の方も参加できますし、今の時期であれば、恐らく文化祭の準備の様子を見る事ができると思います。
また、「継承する会」やPTA会から学校の方に要望を出して、通常の授業の様子やクラブ・委員会活動を参観できるよう働きかけてみるのも一つの方法だと思います。
(もっとも、要望を出したからといって、それを学校側が受け入れるかどうかまではわかりませんが。ただ、参観の趣旨をきちんと説明すれば、わかってくれる学校だと僕は信じています)。

東葛の校舎は確かに(僕の在校時も)汚れていますが、そうした外見だけではなく、ぜひ中身を感じてもらえたらなと切に願います。
そうすれば、少なくとも、教師が生徒達を煽動してはいないという事もわかってもらえると思うのですが。

「百聞は一見に如かず」という言葉もあります。

泥縄で本を読み、考え、論点整理をするのも意義のある事だとは思いますが、保護者のひとりさんが「東葛」をじかに体験してから議論を進めても、遅くは無いと思います。
では。

cur2.jpg (1709 バイト)    Re: 「普通の学校化計画」について 投稿者:smithy - 2001/07/25(Wed) 05:22:15 HomePage
>BCAさん、ナムトゥルさん、hyoyaさん、ハナコさん
在校生の方の投稿ありがとうございました。
かなり議論が錯綜していまして、書き難かったことでしょう。
もしよろしかったら、今後もよろしくお願いします。

>山茶花さん
事務局掲示板にて以来ですね。お久しぶりです。

>Towaさん
宣伝して頂きましてありがとうございました。出来るだけ多くの方に見て頂きたいです。

>孝史さん
この点はたしかに言えることで…、それで、新しい親記事で移ってもらえればと思います。

というコトで、(私の中では予定通りに)親記事を新しく置きました。
個々の意見について、管理人として出なく、私個人としてレス出来ていないのが残念でもあり、この場が混乱しているコトもお詫び申し上げます。
もし宜しければ、今後もご愛用下さいませ。

 

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