[189]
東葛の文化祭のこと
(長くてゴメン)
(2000/05/25/Fri)(19:56:28)
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[189] 東葛の文化祭のこと(長くてゴメン) 投稿者:桝飛雄真 投稿日:2000/05/26(Fri) 19:56:28
piero_purple.gif (1068 バイト) 先日、旧館総括を売り込みに(笑)東葛を訪ねたところ、「文化祭の日程変更でもめている」という話を聞きました。
これは、4月27日付けの毎日新聞(千葉西北版)にも掲載されたので知っている人もいるかと思うのですが、簡単に書くと、以下のようなことです。

1.県教育委員会が県立高校に対して、土曜日と祝日が重なる9月23日(秋分の日)の文化祭実施を禁止している。
2.「1」の理由としては、このような日に文化祭を実施した場合、県の規定では出勤した職員に「2日分の代休」を与えねばならず、そのことが県民に批判を受けるから、というもの。
3.この指導に対して、ほとんどの高校は妥協して日程変更を決めたが、東葛飾高校は、未だに対応を決めかねている。

で、これには、幾つか腑に落ちない点があります。

まず第一に、「土曜日と祝日が重なった日の出勤に代休を2日分出す」という規定(正確には規定の解釈?)が、そもそもおかしいということ。
もしその日出勤じゃなければ、その日だけが休日。
でも出勤したら、2日分の代休・・・?
結局、1日余計に休んでいることになります。
こうしたことは、県の一般職員に関しては既に行われていて、事実上の休日出勤手当の二重取りになっているそうです。

県当局は、「そうなると県民から批判が出る」から出勤するな、と言うわけですが、だったらそんな規定を変えればいいはずです。
実のところ当局は、そうした給与(代休)二重取りが表面化するのを恐れて、臭いものにフタをしようとしているのかもしれません。

第二には、県当局の対応が一方的かつ画一的すぎるということ。
とりあえず現状では規定を変えられないのなら、休みを返上したっていいのではないでしょうか?
少なくとも東葛の職員の大半は、2日も休みがほしいなどとは思っていないそうです。

またどうしても休まなければならないのであれば、夏休みの「研修期間」をそれに充てれば、通常の授業への影響は全くないそうです。

第三は、東葛独自の事情です。
毎日新聞には「東葛は伝統的に9月下旬に文化祭を行う」という旨が書かれていましたが、2部制の文化祭は、単なる「伝統」ではなく、「クラブ発表もクラス発表も十分に力を入れたい」という生徒の意志が毎年反映されている結果(のハズ)です。

また2部を9月末にずらす、というのも、役員選挙だとか、または3年生の大学受験の事情などで(願書受付間近らしい)、難しいようです。

その辺の事情を県は理解していない!多分。
もちろん他校の事情も同様。
学校を「お役所」の一部にするのはやめてほしい!

と、まぁこういうことで東葛ではもめているそうです。
実際には、文化祭原案は全校委員会を通過し、現在、職員会議が日程を検討していますが、県(及び校長)の態度が動かない状況で、議論も硬直状態だということです。
生徒も、これから合唱祭やスポーツ祭があって、生徒会として県に要望、という方向にはなっていないようです。

卒業生として何ができるか、と言われれば何もできないんですが。
せいぜい教育委員会に手紙や電話やメールで脅し・・・いや抗議をすることくらい。
それでも「結構、効果はあるかも」と言ってましたが。

何かご意見があったら教えて下さい。
ではまた。


cur2.jpg (1709 バイト)    Re: 東葛の文化祭のこと(長くてゴメン) 投稿者:smithy 投稿日:2000/05/27(Sat) 08:08:27 HomePage

そうなんです、この時期になっていまだに日程が決まってないんですよ。
おかげでゼミ合宿の日程をずらそうと画策しているのに、うまく動けない。(笑)

この問題について、生徒会側も1枚岩というわけではなく、全校委員会・文化祭委員会で多少の対立があるようです。
文化祭委員長の動向が何かと噂されてますが。
校長だけでなく、教頭の動きもなにやら活発なようで。

結局、多様性という面は県にとってはまったく重要ではないということか。


cur2.jpg (1709 バイト)    >「土曜日と祝日が重なった日の出勤に代休を2日分出す」

正確に言うと県の一般職は「代休と時間外勤務手当て」だそうです。
つまり「祝日出勤には代休と時間外手当」の給料の二重取りは使用者に対してのペナルティの側面もあって、そもそも国家公務員の人事院勧告がそうなっているようです。
つまり「労働慣行」ですね。

教育職は時間外手当のない職だから「代休」しかなく「代休2日」になるんです。
規則は「祝日出勤は代休」、「土日出勤は代休か時間外手当」の二本立てで、祝日と土日が重ならなければ、大抵代休なわけです。
重なったら「代休を二日とれ」とか「代休と手当て両方もらえ」という規則はない。
つまりこれは「解釈、運用」の問題で、条例でも規則でもない。
だから「合理的じゃないし,『県民の理解が得られない』からやめて」しまってもいいのに。

ところが「労働者の権利」という視点に立つと「祝日と土日が重なった日の出勤は使用者に対するペナルティを科して給料と休みの二重取りをする」というのが労働慣行になっているわけで、教育職の都合で「代休二日はいらない」というと一般職の労働慣行が脅かされるわけです。

で、目下のところ「代休は前後4週間にとれ」という規則があるから前4週間なら夏休みにかかるから、そこに代休を割り当てればいい。
そうすれば、一般職の権利を脅かすことなくできる。
すると県は「どっちにしても1日の出勤に代休2日は県民の理解が得られない」と難色を示してしているわけ。
つまり「夏休みは休みじゃない」ということなんだ。

「労働慣行」というのは労働者が勝ち取った権利なので、実は規則以上に重みを持つ。
さらに「県民の理解」というのも県当局にとっては重要。
だから、その軋轢を教育に押し付けてきた、という構図。
日程変更何とかならないのか、という傲慢さがあるのです。
どの学校も「日程変更してくれた」と県は言っているが、喜んで変更したところなんて、皆無のはずで、どこも渋々でしょう。
県にしてみれば日程変更してくれれば、いろんなところに波風が立たない訳ですが、それが未来への投資の「教育」に押し付けられるというのが、教育行政の貧困さ哲学の無さを露呈している訳です。
「子供の未来のためだから理解して欲しい」となぜ主張できないのでしょうか。

 

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